初めての補助金申請で500万円採択
第四北越銀行がサポートさせていただいた、利器工匠具製造業を営むBさん(個人事業者)の補助金申請の事例をご紹介します。
BさんのProfile
ご夫婦で利器工匠具製造業を営むBさん(個人事業者)。
ご子息も「後継ぎ」として、事業に対するやる気を見せていました。一方で、工場の設備は老朽化が進んでおり、Bさん夫婦は「本当に子どもに事業を継がせてよいものか」と迷っていました。
お取り組み
~ 補助金申請の動機 ~
これまでBさんは、当行との事業に関するお取り引きがありませんでした。
ある時、当行の個人担当者がBさんを訪問し、「設備投資に利用できる補助金があるみたいですよ!」とご案内。Bさんご夫婦は「自分たちも補助金の対象であり、銀行からサポートも受けられるということであればチャレンジしてみよう」と申請手続きを進めることにしました。
~ 申請書の作成・申請手続き ~
Bさんご夫婦はパソコン操作が苦手で、申請手続きはご子息に任せることにしました。
まずは、当行の法人担当者による補助金申請のサポートを通じて、自分たちの事業の強みや課題、製造工程を確認。その後、文書にすることで「自分たちの事業に対する理解が深まった」(ご子息談)そうです。
当行本部の補助金担当者や支店の法人担当者と、記載方法や内容の細かい修正を重ねたうえで、申請書を提出しました。
~ 採択決定と設備納入 ~
数ヵ月後、Bさんは念願の補助金採択の結果を受け取りました。
しかし、これで終わりではありません。
補助金を除く支払いに加え、補助金が入金されるまでのつなぎ資金が必要となるからです。
このとき初めて、Bさんより当行に、設備投資に対するお借り入れのご相談をいただきました。
当行では、Bさんの補助金申請に携わっており、事業内容や設備投資の目的を熟知していたため、すぐにお借り入れの手続きを進めることができました。
BさんからのMessage
補助金の活用は大幅な負担の軽減に繋がりました。なによりも、事業を継続するうえで最も大切な“後継ぎの成長”を、補助金申請を通して実感できたことが、私たち夫婦にとって一番の収穫でした。
当行からのMessage
事業者の皆さまにとって、設備投資の負担は大きく、時に事業の継続を左右します。
当行では、関係省庁に出向経験のある本部の補助金担当者がおり、支店の担当者と連携しながらお客さまの補助金申請をサポートしています。
「何か活用できる補助金はないか?」「○○補助金の申請をサポートしてほしい」など、補助金の情報や申請に関するご相談をお待ちしています。