第四北越銀行

新商品開発のお取り組み

販路拡大
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新ブランドの商品が大手航空会社のファーストクラスに採用

第四北越銀行がサポートさせていただいた、食品製造事業者であるA社の新商品開発事例をご紹介します。

A社のProfile

法人イメージ

大手コンビニエンスストアやスーパーに食品を販売するA社。
主力商品である「漬け物」は利益率が低く原材料価格の変動を販売価格に転嫁できないことや今後の市場縮小について悩んでいました。

お取り組み

~ 商品開発の動機 ~

当行は、A社の長年のメイン行として原材料価格の変動についての悩みを伺っていました。仕入れ方法の変更についても検討を重ねていましたが、それとは異なるアプローチを提案。商品のブランド力向上により利益率が改善した他社事例を、書籍を通してご紹介しました。そんな中、自治体から「ブランド立ち上げに関する支援事業」の案内があり、A社は迷わず応募、ブランド作りの取り組みに着手しました。

~ 商品開発 ~

A社では、自治体の支援事業を活用し、ブランド作りの理解を深めていきました。その後、当行は、新商品となるドレッシングのサンプルを作ったA社よりマーケット調査のため、職員による試食とアンケートを依頼されました。当行の職員アンケートのなかには率直な意見、厳しい意見が書かれており、「新商品の魅力がまったく伝わっていない」と痛感したA社の社長。アンケートの結果に奮起し、支援事業で出会ったデザイナーに相談。一からブランディングやデザインを作り直しました。さらに、知り合いのシェフに味の監修を依頼し、商品に磨きをかけていきました。

~ 販路拡大 ~

いよいよ、商品の完成が見えたところで、当行の法人担当者は商談会をご案内。参加バイヤーには、A社のこれまでの営業では出会うことのなかった大手航空会社も参加していました。「駄目もとで申し込んでみるか」と、A社は商談を申し込み。商談において、A社が新たに製造したドレッシングが「特色のある地元食材を使った商品」として高評価を受け、最終的にはファーストクラスの機内食で採用されることが決定しました。

A社社長からのMessage

最初にブランド作りに関する書籍を紹介されたときは、いいことばかり書いてあるし、本当にこの通りに実現できるのかと疑問をもっていました。一方で、非常に興味深い内容でしたし、タイミング良く自治体の支援事業もあったため、本気で取り組んでみることにしました。
ブランド作りの取り組みにより、新商品ができるだけでなく、当社の強み、弱みを再認識する良い機会になりました。また、ブランド作りへの参画を通して、社員の意識も大きく変わったように感じます。

当行からのMessage

新商品開発は、売上増加に直結する重要な取り組みです。
当行では、専門家の紹介やビジネスマッチングなどを通じた新商品開発や販路拡大をサポートしています。
「開発中の商品に対して、お客さま目線の素直な意見を聞かせてほしい」「新商品の販売先を紹介してほしい」など、新商品の開発や販路拡大に関するご相談をお待ちしています。

第四北越銀行の販路拡大に関するサポートページはこちら

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