当ミュージアムは、北越銀行の歴史に加え、北越戊辰戦争からの長岡の復興、産業発展、金融のしくみなどを幅広く皆さまに知っていただく施設として、第四北越銀行が創立150年を迎えた令和5年(2023年)にオープンいたしました。一角には、明治期の「ランプ会」にちなんだスペースもございます。かつてランプを囲んでまちの復興を議論した先人たちにならい、地域の未来を皆さまから語り合っていただく場として、末永くご愛顧いただければ幸いです。
幕末動乱のなかで起こった北越戊辰戦争によって、壊滅的な被害を受けた長岡の町を復興へと導いた三島億二郎。彼が残した功績は、長岡の未来を明るいランプのように照らしました。
展示案内
映像コンテンツ
北越戊辰戦争で廃墟と化した長岡の町を復興するために奮闘した、
三島億二郎の功績をたどる映像コーナー
1.北越銀行の歴史
北越銀行の前身である六十九銀行と長岡銀行は、熾烈なライバル争いを繰り広げながら規模を拡大してきました。太平洋戦争のさなかに両行は対等合併し、戦後には新潟県を代表する金融機関として、地域経済を支えてきました。このコーナーでは、明治期の貴重な資料や大正から昭和初期にかけて銀行で使用されていた道具類などを展示しています。
2.ランプ会と
戊辰戦争からの復興
北越戊辰戦争で壊滅的な被害を受けた長岡の復興には士族と町人の協力が不可欠でした。それを可能にしたのが身分を問わない市民の集まりである「ランプ会」です。ランプ会では銀行をはじめ、病院や学校の設立など、さまざまな復興事業が話し合われました。このコーナーには、映像コンテンツや「ランプ会」にちなんだ畳スペースがあります。
3.近代産業の発展
東山一帯で発見された石油は長岡に大きな希望を与えました。そして長岡銀行の初代頭取である山口権三郎を中心に、石油に関連するさまざまな産業が興ったほか、鉄道網も整備され、町が急速に発展を遂げました。このコーナーでは、大正期の長岡の古地図などを展示しています。
どうしてお金でモノが買えるの?お金を預ける銀行ってどんなところか知ってる?お金のイロイロ、ここで学んじゃおう!
タブレットで学ぼう!
銀行についてよりくわしく学んでみよう!
ルールを守って自由に使ってね!
※館内においてあるタブレットで学べます。
来館案内
- 入館料
- 無料
- 開館時間
- 平日・土曜日 午前9時30分~午後7時
日曜日・祝日 午前9時30分~午後6時
- 休館日
- 年末年始(12月31日~翌年1月3日)
- お客様へお願い
-
写真撮影時のフラッシュや三脚の使用、歩行中の携帯電話・スマートフォンの操作、ゲーム機器の使用などは、他のお客様のご迷惑となりますので、ご遠慮ください。
館内での飲食はご遠慮ください。
他のお客様のご迷惑になる⾏為をされている場合は、見学をお断りすることがあります。
- リーフレット
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アクセス
交通のご案内
長岡駅から徒歩8分
お越しの際は公共交通機関をご利用ください。提携駐車場はございません。