左の画像をご覧ください。
本物のサービスのアドレス(画面上)と、サービスからの連絡を装ったメールの差出人アドレス(画面下)がまったく一致していません。
近年は、偽装方法も巧妙化しているものの、メールを開封する際やリンク(URL)をクリックする際は、注意してください。
フィッシング詐欺 犯人の手口
- 詐欺事例1.金融機関などを装い、お客さまにインターネットバンキングへのアクセスを依頼する内容の偽メールを送信する。
(偽メールにはインターネットバンキングの偽のログイン画面へのリンクが設定されている) - 詐欺事例2.偽メールのリンクからアクセスした偽ログイン画面に、会員番号、暗証番号などを入力させ、重要情報を盗み出す。
- 詐欺事例3.盗み出した重要情報を利用し、預金を不正に払い出す。

迷惑メール対策は予防の第一歩
フィッシング詐欺やウイルス、スパイウェアといった脅威は、迷惑メールがきっかけになっていることが多いという統計があります。そのため、迷惑メール対策をおこない、不審なメールを排除することが、さまざまな脅威からパソコンを守ることにつながります。 WindowsのメールやOutlookは迷惑メール対策機能を持っていて、迷惑メール対策機能を有効にすると疑わしいメールは[迷惑メール]フォルダに集められます。ただし、疑わしいと判断されただけなので、迷惑メール以外もこのフォルダに入る可能性があるので注意が必要です。また、WindowsのメールやOutlook以外でも、迷惑メール対策機能を持ったセキュリティ対策ソフトを導入することで対処することができます。

Outlookでの迷惑メール対策機能の設定は、[ツール]メニューの[迷惑メール]の項目から[迷惑メールのオプション]を選択しておこないます。

迷惑メールのオプションの画面。「迷惑メール」フォルダに自動的に迷惑メールを移動するときのルールが選択できます。フィッシング詐欺の疑いのあるメールのリンクを無効にすることも可能です。
対策
偽メール・偽サイトにご注意を
- フィッシングの手段は偽メールと偽サイトが中心だと覚えておきましょう。
- 迷惑メールを上手に排除し、フィッシング詐欺による被害を未然に防ぎましょう。
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