「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(小形商工 株式会社)
株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、小形商工 株式会社(代表取締役:古田島 裕一)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。
同社はパッキン・ガスケットや断熱材を中心に、各種継手、配管材、科学製品や消耗品などを取りそろえる工業用品総合商社で、地域、社会、経済の発展に貢献できる企業としてあり続けたいという観点から、環境に配慮した経営に取り組んでいます。
また、工場やプラントにおける設備機器や配管の断熱施工も手掛け、熱エネルギーの損失軽減による省エネルギー化を実現するなど、環境改善につながる事業も行っています。
本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPTs」)として、「売上あたりCO2排出量(Scope1・2※3)」を設定しました。なお、同社が設定したSPTsの妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。
第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。
【借入人および本ローンの概要】
企業名 (URL) |
小形商工 株式会社 |
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本社所在地 |
新潟県新潟市東区浜谷町2丁目3番67号 |
代表者 |
代表取締役 古田島 裕一 |
事業内容 |
工業用品卸売業 |
契約締結日 | 2025年3月28日(金) |
SPTs |
売上あたりCO2排出量(Scope1・2) |
第三者評価 |
第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。 |
同社からの |
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※1. SDGsリンク・ローン
お客さまがSDGsやESGに関連するSPTsを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTsの妥当性や SDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております。

※2. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs)
資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTsの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。
※3. Scope1・2
企業や組織が排出する温室効果ガス(GHG)のうち、燃料の燃焼や、製品の製造などを通じて「直接排出」するものをScope1、他社から供給された電気・熱などを使うことで「間接的に排出」されるものをScope2といいます。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/渡邉(彬)、柳澤
電話(025)229-8164(内線:4277、4273)