第四北越銀行

ニュースリリース

2024年03月15日

「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(宮本警報器 株式会社)

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株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、宮本警報器 株式会社(代表取締役:宮本 有策)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。

同社は、「環境にやさしい車載用電装部品総合メーカーを目指します。」を経営ビジョンの一つに掲げ、環境方針を策定するなど、SDGsの達成に向けて積極的に取り組んでいます。

本ローンでは、SDGsの達成に向けた取り組みをさらに促進するため、温室効果ガス排出量(Scope1・2※2)の原単位数値(売上当たりの温室効果ガス排出量)をサステナビリティパフォーマンスターゲット※3(以下、「SPT」)に設定しました。

なお、同社が設定したSPTの野心性や妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。

 第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

1.借入人および本ローンの概要

企業名
(URL)

宮本警報器 株式会社

https://miyamoto-horn.jp
本社所在地

東京都江戸川区中央2丁目6-7

代表者 代表取締役 宮本 有策
主な事業内容 自動車用電装部品(ホーン、リレー、ブザー、電子制御ユニット等)の製造
契約締結日 2024年3月15日(金)
融資金額 2億円
SPT

温室効果ガス排出量(Scope1・2)の原単位数値

第三者評価

第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。

https://www.dhrc.co.jp/

同社からの

コメント
  • 当社は、主に自動車用ホーン、リレー等の電子・電装部品を製造している会社です。
  • 1973年に十日町市にて十日町工場を新築し、1990年に第二工場、1992年に第三工場を増設し、自動車産業の発展に貢献すべく、順次生産を拡大しております。
  • また、2002年にISO9001、2004年にはISO14001の認証を取得するなど、品質マネジメントおよび環境マネジメントの向上を図っております。
  • 脱炭素社会の実現に向け、更なる省エネ化を図り、温室効果ガスの排出量削減に積極的に取り組んで参ります。

2.SPTの概要

※1. SDGsリンク・ローン

お客さまがSDGsやESGに関連するSPTを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTの妥当性や SDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」および「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております。

※2.  Scope1・2

企業や組織が排出する温室効果ガス(GHG)のうち、燃料の燃焼や、製品の製造などを通じて「直接排出」するものをScope1、他社から供給された電気・熱などを使うことで「間接的に排出」されるものをScope2といいます。

 

※3. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPT)

資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/韮澤、小野塚、柳澤
電話(025)229-8164(内線 4278、4280)

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