「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(宮本警報器 株式会社)
株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、宮本警報器 株式会社(代表取締役:宮本 有策)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。
同社は、「環境にやさしい車載用電装部品総合メーカーを目指します。」を経営ビジョンの一つに掲げ、環境方針を策定するなど、SDGsの達成に向けて積極的に取り組んでいます。
本ローンでは、SDGsの達成に向けた取り組みをさらに促進するため、温室効果ガス排出量(Scope1・2※2)の原単位数値(売上当たりの温室効果ガス排出量)をサステナビリティパフォーマンスターゲット※3(以下、「SPT」)に設定しました。
なお、同社が設定したSPTの野心性や妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。
第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。
1.借入人および本ローンの概要
企業名 (URL) |
宮本警報器 株式会社 (https://miyamoto-horn.jp) |
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本社所在地 |
東京都江戸川区中央2丁目6-7 |
代表者 | 代表取締役 宮本 有策 |
主な事業内容 | 自動車用電装部品(ホーン、リレー、ブザー、電子制御ユニット等)の製造 |
契約締結日 | 2024年3月15日(金) |
融資金額 | 2億円 |
SPT |
温室効果ガス排出量(Scope1・2)の原単位数値 |
第三者評価 |
第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。 |
同社からの コメント |
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2.SPTの概要
※1. SDGsリンク・ローン
お客さまがSDGsやESGに関連するSPTを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTの妥当性や SDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」および「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております。
※2. Scope1・2
企業や組織が排出する温室効果ガス(GHG)のうち、燃料の燃焼や、製品の製造などを通じて「直接排出」するものをScope1、他社から供給された電気・熱などを使うことで「間接的に排出」されるものをScope2といいます。
※3. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPT)
資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/韮澤、小野塚、柳澤
電話(025)229-8164(内線 4278、4280)