「サステナビリティ・リンク・ボンド」の受託について(株式会社 ウオロクホールディングス)~新潟県内企業として“初”の取り組み~
株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、株式会社 ウオロクホールディングス(代表取締役:本多 伸一)の「サステナビリティ・リンク・ボンド※1」(以下、「本SLB」)を受託しましたのでお知らせいたします。なお、本SLB の取り組みは、新潟県内企業として初、食料品スーパー業を運営する企業グループとしては全国初となります。
同社は、傘下の株式会社 ウオロクを中心に取り組むサステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPTs」)として、資源エネルギー庁の評価制度「食料品スーパー業のベンチマーク制度」に基づくエネルギー使用量に関するベンチマーク指標およびCO2排出量の発生原単位を設定しました。また、同社が設定したSPTs の野心性や妥当性は、株式会社 格付投資情報センター(代表取締役:山﨑 宏)より、第三者評価を取得しております※3。
当行は、「第四北越フィナンシャルグループ サステナビリティ基本方針」に基づき、お客さまのサステナビリティに向けた取り組みをサポートするとともに、多様化する資金調達ニーズへの積極的な取り組みを通じて、地域社会の発展に貢献してまいります。
※1 サステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)
お客さまが、温室効果ガスの削減量や再生可能エネルギーの使用量などのサステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs)を設定し、そのSPTs の達成度に応じて保証料率などの条件が変更となる債券のこと。なお、設定したSPTs の妥当性などについては、外部機関の評価(第三者評価)を取得するスキームとしており、お客さまは自社の取り組みをステークホルダーに訴求することができます。詳細はこちらをご覧ください。(2021 年8 月26 日「『サステナビリティ・リンク・ファイナンス』および『サステナビリティ・ファイナンス』の取り扱い開始について」)
※2 サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs)
資金調達を実施する企業のSDGs・ESG 戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTs の達成状況に応じて、金利や保証料率などに変動が生じます。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」「水の消費量」など、多種多様なSPTs が存在し、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標設定である必要があります。
※3 外部機関による評価(第三者意見)の詳細は、株式会社 格付投資情報センターのウェブサイトをご覧ください。(https://www.r-i.co.jp/index.html)
【発行企業および本SLB の概要】
発行企業名 (URL) |
株式会社 ウオロクホールディングス (傘下企業:株式会社 ウオロク) (https://www.uoroku.co.jp/) |
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所在地 | 新潟市中央区 |
代表者 | 代表取締役 本多 伸一 |
業種 | 卸売業 (株式会社 ウオロク:食料品スーパー業) |
発行日 | 2022年3月29日(火) |
発行額 | 10億円 |
SPTs |
①資源エネルギー庁の評価制度であるベンチマーク制度に基づく食料品スーパー業のベンチマーク指標 ②CO2排出量の発生原単位(t-CO2/㎡)①②いずれも達成した際に、保証料率が引き下げとなります。 |
発行企業からのコメント |
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以上
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/長谷川、石塚
電話(025)229-8164(内線4246、4312)