第四北越銀行

ニュースリリース

2022年03月29日

「サステナビリティ・リンク・ボンド」の受託について(株式会社 ウオロクホールディングス)~新潟県内企業として“初”の取り組み~

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 株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、株式会社 ウオロクホールディングス(代表取締役:本多 伸一)の「サステナビリティ・リンク・ボンド※1」(以下、「本SLB」)を受託しましたのでお知らせいたします。なお、本SLB の取り組みは、新潟県内企業として初、食料品スーパー業を運営する企業グループとしては全国初となります。

 同社は、傘下の株式会社 ウオロクを中心に取り組むサステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPTs」)として、資源エネルギー庁の評価制度「食料品スーパー業のベンチマーク制度」に基づくエネルギー使用量に関するベンチマーク指標およびCO2排出量の発生原単位を設定しました。また、同社が設定したSPTs の野心性や妥当性は、株式会社 格付投資情報センター(代表取締役:山﨑 宏)より、第三者評価を取得しております※3。

 当行は、「第四北越フィナンシャルグループ サステナビリティ基本方針」に基づき、お客さまのサステナビリティに向けた取り組みをサポートするとともに、多様化する資金調達ニーズへの積極的な取り組みを通じて、地域社会の発展に貢献してまいります。

※1 サステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)
お客さまが、温室効果ガスの削減量や再生可能エネルギーの使用量などのサステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs)を設定し、そのSPTs の達成度に応じて保証料率などの条件が変更となる債券のこと。なお、設定したSPTs の妥当性などについては、外部機関の評価(第三者評価)を取得するスキームとしており、お客さまは自社の取り組みをステークホルダーに訴求することができます。詳細はこちらをご覧ください。(2021 年8 月26 日「『サステナビリティ・リンク・ファイナンス』および『サステナビリティ・ファイナンス』の取り扱い開始について」

※2 サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs)
資金調達を実施する企業のSDGs・ESG 戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTs の達成状況に応じて、金利や保証料率などに変動が生じます。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」「水の消費量」など、多種多様なSPTs が存在し、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標設定である必要があります。

※3 外部機関による評価(第三者意見)の詳細は、株式会社 格付投資情報センターのウェブサイトをご覧ください。(https://www.r-i.co.jp/index.html

【発行企業および本SLB の概要】

発行企業名
(URL)
株式会社 ウオロクホールディングス
(傘下企業:株式会社 ウオロク)
https://www.uoroku.co.jp/
所在地 新潟市中央区
代表者 代表取締役 本多 伸一
業種 卸売業
(株式会社 ウオロク:食料品スーパー業)
発行日 2022年3月29日(火)
発行額 10億円
SPTs

①資源エネルギー庁の評価制度であるベンチマーク制度に基づく食料品スーパー業のベンチマーク指標

②CO2排出量の発生原単位(t-CO2/㎡)①②いずれも達成した際に、保証料率が引き下げとなります。

発行企業からのコメント
  • 当社グループの主要な事業会社である株式会社 ウオロクは食料品などを販売するスーパーマーケット事業を展開しております。
  • 株式会社 ウオロクは新潟市に本社を置き「いつもそばにある、頼れるお店」「地域一番、安心安全を支えるお店」をスローガンに掲げ、新潟県内に43店舗を展開して地域のお客さまの豊かな食生活のお手伝いを進めております。
  • また、当社は2021年4月にSDGs宣言を、株式会社 ウオロクも同月に環境経営方針を公表し、地域社会の一員として環境保全活動に積極的に取り組んでおり、今般のSLBの趣旨に賛同し新たなチャレンジをすることといたしました。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/長谷川、石塚
電話(025)229-8164(内線4246、4312)

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