第四北越銀行

ダイバーシティ・健康経営

ワーク・ライフ・バランス推進

第四北越銀行は、多様化する職員の価値観に応え、一人ひとりが高い意欲を持って活き活きとして働き、能力を最大限に発揮できる環境の整備に努めています。
こうした方針を浸透させるため、「ワーク・ライフ・バランス推進に関する基本方針」を制定しています。

ワーク・ライフ・バランス推進に関する基本方針

第四北越銀行は、従業員の多様な価値観やライフスタイルに配慮した、仕事と生活の調和が可能となる環境を整備し、一人ひとりが能力を最大限に発揮することにより、地域社会とお客さまの発展に貢献してまいります。

<行動指針>

  • 従業員の能力と意識を高め、効率的で質の高い仕事を実践することにより、働き方の見直しと生産性向上に取り組みます。
  • 役職や性別を問わず、一人ひとりが活き活きとして働ける職場環境を作るため、仕事と生活の両立に向けた組織風土の醸成と支援制度の拡充に努めます。

仕事と生活の両立支援に向けた取り組み

両立支援に向け、個々人のライフイベントに柔軟に対応しながら働き続けることができる取り組みを積極的に行っています。

働きやすい職場づくり・新しい働き方への取り組み

柔軟な働き方の促進により、多様な人財が活き活きと働く職場づくりに向けて、制度の整備と活用を進めております。2021年に導入した新人事制度において、休暇制度の拡充や時差勤務・テレワーク制度を導入したほか、2022年にはフレックスタイム制度の運用も開始しています。

<有給休暇取得状況>

年度 2020年度 2021年度 2022年度
年間付与日数に対する取得割合 ※ 64.1% 62.5% 64.1%
  • 旧第四銀行および旧北越銀行の両行合算値

就業継続支援制度

<妊娠~復職までの全体イメージ図>

<その他諸制度>

  • 年次有給休暇の積立休暇
    不妊治療を含む私傷病のほか育児、看護、介護など多様なライフスタイルに合わせて1日単位で取得可能です。
  • 寄り添い休職、妊活休職
    大切なご家族の療養への寄り添い看護や不妊治療の目的で、最大3ヶ月休職することができ、仕事と生活の両立を支援します。なお、妊活休職は分割取得も可能です。
写真[育休者復職支援セミナー]

[育休者復職支援セミナー]

写真[育休復帰者キャリア懇談会]

[育休復帰者キャリア懇談会]

「出産・育児両立支援サポートブック」「家事・育児シェアリングシート」の制定

出産や育児に関する諸制度の内容や手続き方法などをわかりやすく解説したサポートブックや妊娠・出産を機に家庭内の家事・育児の分担について家族で相談する際に活用するためのシェアリングシートを制定し、就業継続のサポートに役立てています。

次世代育成支援の取り組み

子育てサポートしています[プラチナくるみん]

第四北越銀行では、仕事と子育ての両立に向けた職場環境の整備に加え、心身に負担がかかることが多い不妊治療に利用できる休暇制度やフレックスタイム制の導入など、ワークライフバランスの向上に繋がる仕事と子育ての両立支援体制の整備を進めています。
こうした取り組みが評価され、2023年5月には、厚生労働大臣より、新潟県初となる「プラチナくるみんプラス」認定を取得しております。
引き続き、従業員のウェルビーイングの実現に向けて、多様な人財一人ひとりが働きやすい環境整備を進めていきます。

健康経営態勢の強化

第四北越銀行は、持続的成長に向けたESG経営を実践し、経営理念を実践する取り組みの基盤として、当行の健康経営に対する基本方針である「健康経営宣言」を制定し、積極的に「健康経営」に取り組んでいます。
当行では、従来から「職員は重要な財産である」との考えから人材ではなく「人財」と表現し、最も重要な財産(資本)であるとの認識のもと、その礎となる職員の健康について、心身の健康課題・就業環境の改善などPDCAの循環により改善に向けた取り組みを強化してきました。
親会社である第四北越フィナンシャルグループの第二次中期経営計画では、グループ全体の人財戦略である基本戦略Ⅲ「人的資本経営の実践」において、健康経営を社内環境整備のための中心的な取り組みと捉えており、多様な人財が持てる能力を最大限に発揮するためには、職員自身が心身両面におけるウェルビーイングを実現し、健康で働ける環境を整備することが重要と当行では考えており、今後も組織全体で「健康経営」に積極的に取り組んでいきます。

健康経営宣言

第四北越銀行は、持続可能な社会の実現に向けたESG経営の一環として、多様な人財一人ひとりが心身ともに健康で活き活きとして働き、能力を最大限に発揮できる「健康経営」を実践し、地域社会への貢献を通じて持続的に成長していくことを目指します。

<行動指針>

  • 更なる働き方改革の推進とワーク・ライフ・バランス実現に向けた取組みを通じて、働きやすい環境を整備し、生産性向上に資する人財基盤を構築します。
  • 検診体制の充実や健康増進活動により、疾病の早期発見・早期治療、健康保持・増進に取組み、従業員の就業継続を積極的に支援していきます。

健康経営の推進体制・主な取り組み

<推進体制>
第四北越銀行では、経営陣・健康経営推進部署(人事部門・人的資本戦略室・健康経営推進室・産業保健スタッフ)・診療所・健康保険組合・従業員組合・全従業員が一体となり健康経営へ取り組んでいます。
2023年5月には人事部内に「人的資本戦略室」を新設し、健康経営を含む人的資本価値向上に資する人事戦略の企画立案・施策遂行の体制を強化しました。
また、当行では「診療所」を備え、産業医による健康管理・指導等に加え、内科医・精神科医が診療・相談を行うほか、保健師・看護師等がきめ細かく従業員一人ひとりの健康をサポートしています。
また、労働安全衛生を含む健康経営・人的資本の領域を取り巻く様々な環境変化に対応していくため、リスクの予兆管理を毎月実施し定期的(年4回)に評価しているほか、従業員組合とは定期的な協議の場(年1回)を設け職場環境改善に取り組む体制としています。

<主な取組>
人財一人ひとりが心身ともに健康で活き活きと働き、能力を最大限に発揮できること、および自らの意志によって学び働くことができる職場環境が人的資本経営を実践していく土台である、との考えのもと、「柔軟性・生産性の高い働き方の定着」や「心身の健康保持・増進」「従業員エンゲージメントの向上」に向けた多くの取組を促進しており、具体的な数値目標を掲げて推進しています。※以下、取組の一例

  • DXによる事務効率化、フレックスタイム制の導入やテレワークの利用促進等による生産性向上と、休暇取得日数増加および労働時間短縮
  • 健康保険組合や従業員組合と共催した健康イベントや、健康保険組合とのコラボヘルス施策等による健康診断有所見率・喫煙率の改善
  • 2023年3月には、個々人の一層の健康意識向上や生活習慣の改善等に向けた行動変容につなげることを目的として、希望する全従業員へ健康管理ツール「ウェアラブル端末」の無償貸与を開始。ウェアラブル端末の貸与者は全従業員の80.7%(2023年5月現在)の従業員が利用し、同年5月に実施したウォーキングイベントでは延べ2,279人が参加。

<効果>
年次有給休暇の取得率は64.1%(2022年度実績)と前年度比1.6pt改善、一人あたり時間外労働は6時間4分(2023年4~8月1カ月平均)で前年同期比2時間3分短縮するなど、柔軟な働き方促進に向けた効果が現れています。
また、第四北越銀行健康保険組合において、医療費支出は全健保および業態平均比低い良好な水準※にあるうえ、2022年度一人当たり医療費(被保険者法定給付費)は前年度比△1.12%減少するなど、良好に推移してきています。※2021年度版健康スコアリングレポートより

<第四北越銀行における「健康経営」プロセス概要>

<健康保持・増進に関する主要項目推移(抜粋)>

※1 旧第四銀行および旧北越銀行の両行合算値(2020年度)

※2 銀行合併による検査項目・基準統一のため2020年度値非掲載

※3 健康保険組合被保険者+被扶養者延べ人数、旧第四銀行および旧北越銀行の両行合算値(2020年度)

※4 当行(FG)職域接種における各年度の延べ接種者数

※5 銀行合併以降のみ掲載、休業休職者等の受検不要者を除く受検率

※6 当行全従業員平均値
ワークエンゲージメント偏差値はストレスチェック委託先母集団における偏差値、プレゼンティーズム値はWHO-HPQ絶対的プレゼンティーズムによる生産性損失割合
(当行ストレスチェックでは、労働安全衛生法に定める項目を充足したうえ、エンゲージメント・プレゼンティーズム・生活習慣など幅広い領域の測定・相関分析を行うため、職業性ストレス簡易調査とは計測項目が異なるほか、結果値の表記・単位が異なります)

健保組合とのコラボヘルスの取り組み

健康経営の視点から、健康保険組合と積極的に連携(コラボヘルス)し、従業員の就業を支え、従業員とその家族の心身の健康保持増進を図ることを目的として、運動や生活習慣改善、疾病予防や早期発見・早期治療、健康増進に向けた様々な取り組みを推進しています。
特に、定期健康診断を兼ねた「1日人間ドック(指定ドック)」は、疾病の罹患リスクが高まっていく35歳以上の健保被保険者全員を対象とし、かつ検査項目は当行従業員に特徴ある健康課題をベースに検討を重ね、腹部・頸動脈エコーや大腸がん検査、骨密度やPSA検査などを基本検査項目に含めるなどし、自覚症状に乏しい初期段階の疾病の早期発見・早期治療につなげ、従業員が健康で活き活きと就業し、家族が安心して暮らせる環境づくりに取り組んでいます。
コラボヘルスほか様々な取り組みの結果、有所見率や喫煙率等の数値が改善し効果が現れています。

健康経営優良法人2024(ホワイト500)の認定

第四北越銀行は、経済産業省および日本健康会議が実施する「健康経営優良法人認定制度」において、「健康経営優良法人2024(ホワイト500)」の認定を受けました。なお、当行の認定は7年連続となります。
同制度は、従業員の健康管理を経営的な視点で考え戦略的に取り組む「健康経営」おいて、優良な取り組みを実践する企業を顕彰する制度です。経済産業省が実施する「健康経営度調査」において所定の基準を充たし、上位500法人のみをホワイト500として認定しています。
当行は、従業員の心身の健康保持・増進が地域に貢献する人財の基盤であると考え、疾病予防の機会拡充やメンタルヘルスケアの強化、生産性向上や働きやすい職場づくりにこれからも組織全体で積極的に取り組んでまいります。

スポーツエールカンパニー2024の認定

第四北越銀行は、スポーツ庁より「スポーツエールカンパニー2024」の認定を受けました。
同認定は、従業員の健康増進のためにスポーツや運動の促進に向けて積極的な取り組みを行っている企業を認定する制度です。
健康経営への取り組みの一環として、これからも健康管理ツールや運動機会の提供を通じて従業員の健康づくりを積極的に支援していきます。

女性活躍推進

女性活躍推進に向けた基本方針

第四北越銀行は、従業員一人ひとりがライフスタイルに応じて安心して働き、成長の喜びを感じることができる職場環境づくりと、自律的な能力開発やチャレンジへの支援を進めております。
女性の活躍推進に向けては、指導的地位にある管理・監督職の女性比率の目標を掲げて、積極的に取り組んでまいります。

女性活躍推進法に基づく「第4回行動計画」

1.計画期間  2023年4月1日 ~ 2025年3月31日(2年間)

2.目  標
1.「職業生活に関する機会の提供」に関する数値目標

  • 管理職(代理級以上)の女性比率 26%以上

        2.「職業生活と家庭生活の両立」に関する数値目標

  • 育児休業取得率(男女合算)100%

3.取組内容と実施時期

<取組①>意欲ある女性職員の活躍領域拡大支援(2023年4月~)

  • 各人のコンサルティング能力に応じて能動的に学べる研修体系・自己啓発機会の整備
  • 次世代の幹部・管理職の育成を目的とした戦略的育成カリキュラムの継続実施

<取組②>女性職員の就業継続支援(2023年4月~)

  • 女性の活躍を理解し支援する前向きな職場風土の醸成
  • ライフイベントを見据えた体系的なキャリア開発支援研修の継続実施

<取組③>ワークライフバランスの更なる向上に向けた環境整備(2023年4月~)

  • 早帰りや有給休暇取得促進の継続
  • 育児・介護・不妊治療等にかかる両立支援制度の情報発信
  • 男性の育児参画促進、育児休業取得に関する制度や背景の周知

女性活躍推進法に基づく「第3回行動計画」の数値目標の状況

「職業生活に関する機会の提供」に関する数値目標 2022年度実績
管理職(代理級以上)の女性比率25%以上 25.8%
「職業生活と家庭環境の両立」に関する数値目標 2022年度実績
育児休業取得率(男女合算)80%以上 103.7%
男性育児休業取得率 106.0%

組織の生産性向上・活性化

写真[女性活躍促進プロジェクト]

組織の生産性向上に向けて、アンコンシャス・バイアス研修や頭取による管理職向け説明会、経営陣と職員との対話交流会などを継続的に開催することにより、管理職の意識改革や職員間のコミュニケーション強化によるエンゲージメントの高い組織作りを進めています。

さらには、ダイバーシティ&インクルージョンへの取り組みを一層強化するため、TSUBASAアライアンス参加行とともに「TSUBASAダイバーシティ&インクルージョン宣言」を共同で制定しており、今後「ダイバーシティマネジメント」などTSUBASA参加行による役職員を対象とした各種共同研修など、本宣言に基づく連携施策も積極的に実施しています。

TSUBASA ダイバーシティ&インクルージョン宣言

TSUBASAアライアンスは、アライアンスの目的のひとつである地域の持続的な成長を実現するため、ダイバーシティ&インクルージョンを競争力の源泉と位置づけ、積極的に取組んでいくことを宣言します。

  • アンコンシャス・バイアスを乗り越え、多様な個性・価値観を認め合い相互理解を深めます。
  • 個の力と意欲を最大限に発揮できる公平性の高い組織・職場環境づくりを進めます。
  • 多様な力を結集し、ともに高め合うことで、イノベーションと持続的成長を目指します。
  • 各行の相互認識と連携のもとダイバーシティ&インクルージョン推進に率先して取り組み、豊かな地域づくりに貢献します。

女性活躍支援

女性の次世代リーダーを育成する「女性活躍推進プログラム」による育成とプログラム修了者の登用を進めています。同プログラムは1年半のインターバルで研修や面接を継続的に実施し、リーダーとしての資質を向上させていくプログラムです。
第四北越銀行は、こうしたプログラムなどを通じて女性人財の育成・登用を進めていくことが、「人財力」を強化し、女性活躍推進にも繋がると考えています。
なお、上記取り組みなどが評価され、2023年5月には、厚生労働大臣より、新潟県初となる「プラチナえるぼし」認定を取得するとともに、6月に初の女性取締役が就任しています。

イメージ[輝きプロジェクトWingニュース] 女性が活躍しています![プラチナえるぼし]

第四北越銀行について

第四北越銀行の会社情報を掲載しています。

第四北越銀行の歴史

第四北越銀行の歴史や「だいしほくえつ金融資料室」についてご紹介します。

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