第四北越銀行

ニュースリリース

2025年07月18日

「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(株式会社 淵本鋼機)

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株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、株式会社 淵本鋼機(代表取締役社長:淵本 友隆)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。

同社は、新潟県長岡市に本社を置く機械工具の専門商社です。同社が開発した在庫共有システム「ONESPIRIT」は、取引先が同社の在庫状況をインターネットで直接確認して商品を発注できるシステムです。同社では、同社と取引先双方の生産性向上に向けて、受発注業務等の軽減につながる本システムの活用に積極的に取り組んでいます。

本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPTs」)として、「従業員一人あたり所定外労働時間(月平均)」および「ONESPIRITの利用件数」を設定しました。なお、同社が設定したSPTsの妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。

第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

【借入人および本ローンの概要】

企業名
(URL)

株式会社 淵本鋼機

https://www.fuchimoto.co.jp
本社所在地

新潟県長岡市四郎丸4-7-12

代表者 代表取締役社長 淵本 友隆
事業内容 切削工具、測定工具など機械工具の販売
契約締結日 2025年3月31日(月)
SPTs
第三者評価

第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。
https://www.dhrc.co.jp/

同社からの
コメント

当社は在庫共有システム「ONESPIRITを軸に、取引先企業とのパートナーシップを一層高め、以下の取り組みにより地域製造業の持続的な発展に貢献いたします。

  • 取引先企業と在庫情報を共有することにより受発注確認工数を削減する。
  • 当社の業務工数を軽減させ、取引先企業への付加価値の高い提案活動に注力する。
  • 社内生産性を高めることにより、社員がそれぞれの立場で、生き生きと働ける企業を実現する。

※1. SDGsリンク・ローン(契約締結日時点の商品内容)

お客さまがSDGsやESGに関連するSPTsを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTsの妥当性やSDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております

※2. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs)

 資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTsの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/斎藤(拓)、小黒
電話(025)229-8164(内線:4274)

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