「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(株式会社 植木組)
株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、株式会社 植木組(代表取締役社長:日下部 久夫)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。
同社は、公共・民間の土木・建築工事を請け負う建設事業および不動産事業を主力とする総合建設業者です。同社はサステナビリティ基本方針に基づき「環境負荷の低減」や「人的資本や知的財産への投資等」などをマテリアリティ(重要課題)として設定し、SDGs達成に向けた取り組みを推進しています。
本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPTs」)として、「ZEB※3物件の受注率」および「男性従業員の育児休業取得率」を設定しました。なお、同社が設定したSPTsの妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。
第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。
【借入人および本ローンの概要】
企業名 (URL) |
株式会社 植木組 (https://www.uekigumi.co.jp) |
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本社所在地 |
新潟県柏崎市駅前1-5-45 |
代表者 | 代表取締役社長 日下部 久夫 |
事業内容 | 総合建設業 |
契約締結日 | 2025年3月28日(金) |
SPTs |
「ZEB物件の受注率」および「男性従業員の育児休業取得率」 |
第三者評価 |
第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。 |
同社からの |
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※1. SDGsリンク・ローン(契約締結日時点の商品内容)
お客さまがSDGsやESGに関連するSPTsを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTsの妥当性やSDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております。

※2. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs)
資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTsの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。
※3. ZEB
Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称。快適な室内環境を実現しながら、省エネ設備や再生可能エネルギーの導入により、エネルギー消費量をゼロにすることを目指した建物のこと。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/小黒、伊藤
電話(025)229-8164(内線:4274)