第四北越銀行

ニュースリリース

2025年04月01日

「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(有限会社 長谷川商店)

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株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、有限会社 長谷川商店(代表取締役:長谷川 尋一)と「SDGsリンク・ローン1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします

同社は、米販売を主力事業とする穀類卸売業者です。「量より質」「効率より安全」をモットーに、良質の米を入手するために生産農家と個別に契約栽培を行っています。
 また、くず米の選別※2に注力しており、同社が保有する光学式選別機によりくず米を選別することで、通常廃棄されてしまう米を主食用米として出荷するとともに、主食用米にならなかったくず米を加工食品向けの原料米や家畜などの飼料米として有効活用するなど、米の廃棄ロスの削減に努めています。

本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※3(以下、「SPTs」)として、「同社で選別したくず米の販売数量」を設定しました。なお、同社が設定したSPTsの妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。

第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

【借入人および本ローンの概要】

企業名

有限会社 長谷川商店

本社所在地

新潟県新潟市南区上下諏訪木655

代表者

代表取締役 長谷川 尋一

事業内容

穀類卸売業

契約締結日 2025年3月31日(月)
SPTs
同社で選別したくず米の販売数量
第三者評価

第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。
https://www.dhrc.co.jp/

同社からの
コメント

  • 当社は“人と人との結びつき”を何よりも大切に考え、対面販売を軸として、ご満足いただけるお米を提供出来るよう、お客様おひとりおひとりの環境やご要望に応じて、産地・銘柄の選別、ブレンド、精米を行っております。
  • 本ローンのSPTsを通じて、くず米の選別による米の廃棄ロスの低下に取り組むことで、SDGsへの貢献に、より一層取り組んでまいります。

※1. SDGsリンク・ローン

お客さまがSDGsやESGに関連するSPTsを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTsの妥当性や SDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております

※2. くず米の選別
 「くず米」とは、米の収穫や精米の過程で、小さくなったり割れたりした米粒をいいます。くず米は通常、廃棄されたり、加工食品に利用されたりしますが、丁寧に選別することで、良質なものを主食用米として出荷することが可能となります。

※3. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs)
 資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTsの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/渡邉、柳澤
電話(025)229-8164(内線:4277、4273)

ニュースリリース
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