シンジケートローン方式による「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」の契約締結について(株式会社 Saku Saku)

株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、このたび、下記の参加金融機関によるシンジケート団を組成し、株式会社 Saku Saku(代表取締役:田村 由美)とシンジケートローン※1方式による「ポジティブ・インパクト・ファイナンス※2(以下、本ローン)」の契約を締結しましたのでお知らせいたします。
本ローンの締結において、同社は「高品質な水産製品の供給」「従業員が働きやすい職場環境づくり」「自然環境に配慮した取り組み」という3つのテーマを設定し、それぞれのテーマにおいて取組方針と重要業績評価指標(以下、「KPI」)を設定しました。KPIの達成状況については、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)が年1回モニタリングを実施し、融資実行後もKPIの達成に向けた伴走支援を行ってまいります。
なお、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が作成した評価書は、株式会社 格付投資情報センター(代表取締役社長:吉田 透)から第三者評価を取得しています。
第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。
1.借入人および本ローンの概要
| 法人名 (URL) | 株式会社 Saku Saku | 
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県西予市宇和町清沢1522 | 
| 代表者 | 代表取締役 田村 由美 | 
| 事業内容 | 冷凍鮮魚の加工、飲食店の経営 | 
| 契約締結日 | 2025年3月26日(水) | 
| アレンジャー | 株式会社 第四北越銀行 | 
| エージェント | 株式会社 第四北越銀行 | 
| 参加金融機関 (貸付人) | 株式会社 第四北越銀行 株式会社 伊予銀行 | 
| 同社からの コメント | 
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2.特定したテーマの内容

※1. シンジケートローン
アレンジャー(主幹事)が中心となり、貸付条件を決定し、複数の金融機関でシンジケート団を組成し貸付を行う形態です。お客さま(企業)にとっては、同一の借入条件のもとで、多数の金融機関との取引窓口が一本化されることにより、資金調達に伴う事務の簡素化・効率化が可能となります。
※2.ポジティブ・インパクト・ファイナンス
企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し、ポジティブな影響の拡大およびネガティブな影響の縮小に向けた支援を目的としたファイナンス手法です。
当行の「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」実施体系は、外部機関である株式会社 格付投資情報センターより、国連環境計画金融イニシアティブ(UNEP FI)の提唱する「ポジティブインパクト金融原則」に適合しているとの評価を取得しています。
※3. 超冷薫(ちょうれいくん)
   魚の血抜きを毛細血管まで完全に行う特許技術です。同社の親会社である株式会社オンスイが特許権を保有しています。
※4. FSSC22000
 「ISO22000」を追加要求事項で補強した、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格です。
以上
 【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/齋藤(拓)、柳澤
電話(025)229-8164(内線:4273)
