第四北越銀行

ニュースリリース

2025年03月21日

シンジケートローン方式による「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(株式会社 酒井鉄工所)

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株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、このたび、下記の参加金融機関によるシンジケート団を組成し、株式会社 酒井鉄工所(代表取締役:酒井 伸浩)とシンジケートローン※1方式による「SDGsリンク・ローン※2(以下、本ローン)」の契約を締結しましたのでお知らせいたします。

同社は自動車、油圧空圧機器、自動制御バルブ、ポンプ、半導体製造装置、医療機器等に活用される金属加工製品を製造しています。また、生産工程において再生可能エネルギー由来の電力を一部導入するなど、環境に配慮した経営を実践し、CO2排出量の削減に取り組んでいます。 

本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※3(以下、「SPTs」)として、「売上あたりCO2排出量(Scope1・2※4)」を設定しました。なお、同社が設定したSPTsの野心性や妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。

第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

【借入人および本ローンの概要】

企業名
(URL)

株式会社 酒井鉄工所

https://sakaitec.co.jp

本社所在地

新潟県柏崎市田塚3丁目160

代表者

代表取締役 酒井 伸浩

事業内容 輸送用機械器具製造業
契約締結日 2025年3月14日(金)
アレンジャー

株式会社 第四北越銀行

エージェント
株式会社 第四北越銀行

参加金融機関

(貸付人)

株式会社 第四北越銀行

柏崎信用金庫

株式会社 商工組合中央金庫

SPTs
売上あたりCO2排出量(Scope1・2) 
第三者評価

第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。 https://www.dhrc.co.jp/

同社からの
コメント

  • 当社は、多数の技能士が機械加工を中心に様々なものづくりに関わることができる環境の整備を進めています。
  • 経営方針に掲げる「創造する意識を常に持つ」、「顧客の要求に前向きに取り組む」、「常に切磋琢磨、自らを鍛える」といった姿勢に加え、脱炭素社会の実現に向けた取り組みにも注力してまいります。

※1. シンジケートローン

アレンジャー(主幹事)が中心となり、貸付条件を決定し、複数の金融機関でシンジケート団を組成し貸付を行う形態です。お客さま(企業)にとっては、同一の借入条件のもとで、多数の金融機関との取引窓口が一本化されることにより、資金調達に伴う事務の簡素化・効率化が可能となります。

※2. SDGsリンク・ローン

 お客さまがSDGsやESGに関連するSPTsを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTsの妥当性や SDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております。

※3. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs)

 資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTsの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。

※4. Scope1・2

企業や組織が排出する温室効果ガス(GHG)のうち、燃料の燃焼や、製品の製造などを通じて「直接排出」するものをScope1、他社から供給された電気・熱などを使うことで「間接的に排出」されるものをScope2といいます。



以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/柳澤、伊藤
電話(025)229-8164(内線:4273)

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