第四北越銀行

ニュースリリース

2025年03月18日

「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」の契約締結について(山勝電子工業 株式会社)

external_image

株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、山勝電子工業 株式会社(代表取締役社長:金究 武正)と「ポジティブ・インパクト・ファイナンス※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。

 同社は、主に産業用高密度プリント配線基板※2の回路設計や製作を行う企業であり、本ローンの取り組みにあたり、「高品質な電子製品の供給」、「多様で働きやすい職場環境の整備」、「環境に配慮した取り組み」の3つのテーマを設定し、それぞれのテーマにおいて取組方針と重要業績評価指標(以下、「KPI」)を設定しました。KPIの達成状況については、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)が年1回モニタリングを実施し、達成に向けた伴走支援を行ってまいります。

 なお、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が作成した評価書は、株式会社格付投資情報センター(代表取締役:山﨑 宏)より、第三者評価を取得しております。

第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

1.借入人および本ローンの概要

法人名
(URL)

山勝電子工業 株式会社

https://yamakatsu.co.jp

本社所在地 神奈川県川崎市高津区末長1丁目37番23号
代表者 代表取締役社長 金究 武正
事業内容

電子部品および基板製造業

契約締結日

2025年2月27日(木)

同社からの
コメント
  • 当社は、基板のアートワーク設計※3から、回路設計、ソフト開発、検査製造装置までIoTを軸に幅広い分野でシステム開発を行っている受託開発メーカ-です。特に、「無線通信技術」は時代のテーマでもあり、お客様のご要望に応じて高品質で便利な電子製品を製作しています。
  • 本ローンで設定した3つのテーマの目標達成や課題解決に向けて、テーマごとの具体的行動内容を定め体制を整備し、KPIを設定することで早期実現を図れるよう進めてまいります。 

2.特定したテーマの内容



※1「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」(PIF)

企業活動が環境・社会・経済に及ぼすインパクト(ポジティブな影響とネガティブな影響)を包括的に分析・評価し、ポジティブな影響の拡大およびネガティブな影響の縮小に向けた支援を目的としたファイナンス手法です。

当行の「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」実施体系は、外部機関である株式会社 格付投資情報センターより、国連環境計画金融イニシアティブ(UNEP FI)の提唱する「ポジティブインパクト金融原則」に適合しているとの評価を取得しています。

※2 高密度プリント配線基板

微細な導体線と高密度な配線パターンを備えた基板(電子回路を構成する部品)で、小型かつ高性能化を実現し、主に通信機器や高性能コンピュータや車載機器などの分野で利用されます。

 

※3 アートワーク設計

プリント基板に電子部品を配置し、配線パターンや穴などの図面を作成する作業。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/齋藤(拓)、柳澤
電話(025)229-8164(内線:4273)

ニュースリリース
このページの上部へ
マネーまるわかり