第四北越銀行

ニュースリリース

2025年03月14日

「SDGsリンク・ボンド」の受託について(神山物産 株式会社)

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株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、神山物産 株式会社(代表取締役社長COO:佐藤 政博)の「SDGsリンク・ボンド1」(以下、「本ボンド」)を受託しましたのでお知らせいたします。

同社は、「食」に関するあらゆるニーズに応える総合商社として、小麦粉、調味料等の食品原材料や肥料農薬等の農業資材を取り扱うほか、豊富な流通ネットワークや提案営業を通して農業・畜産・食品加工・外食・小売りなど幅広い業界・業態のお客さまをサポートしています。また、食に携わる企業として環境への取り組みを重視しており、温室効果ガス排出量の削減を優先課題としています

本ボンドでは、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPTs」)として、同社が温室効果ガス排出量の削減に向けて2024年から発行・販売している「水稲栽培における中干し期間の延長によるクレジット※3の創出数」の目標値を設定しました。なお、同社が設定したSPTsの妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。

第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

【発行企業及び本ボンドの概要】

企業名
(URL)

神山物産 株式会社

https://www.kamiyama-b.co.jp

本社所在地

新潟県新潟市西区流通センター3丁目3番地2

代表者

代表取締役COO 佐藤 政博

事業内容

食品原材料及び加工食品類、醸造原材料、肥料、飼料、農薬、米穀等の元卸売

発行日 2025年3月14日(金)
SPTs
水稲栽培における中干し期間の延長によるクレジットの創出数
第三者評価

第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。

https://www.dhrc.co.jp/

同社からの
コメント

・当社は創業以来、134年にわたり、砂糖・小麦粉・食用油・米・肥料・農薬・飼料など「食」に関わる原材料や資材の安定供給に努めてまいりました。

・これまでに培ったノウハウや、築いたネットワークをベースに、社員一人ひとりが知識を集積し、お取引先様に満足して頂けるサービスで、地域・社会・経済の発展に貢献してまいります。


※1. SDGsリンク・ボンド

お客さまがSDGsやESGに関連するSPTsを設定し、その達成状況に応じて保証料等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTsの妥当性やSDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ボンドのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ボンド原則」に対して整合的であるとの評価を取得しております

※2. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs)

資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTsの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。

※3. 水稲栽培における中干し期間の延長によるクレジット

稲作作業における中干し(水田の水を抜いて田面を乾かすこと)期間を延長することによって削減された、水田から発生するメタン排出量を「クレジット」として国が認証したもの。「クレジット」は、温室効果ガスを排出している企業等へ売却することが可能で、購入側はクレジットと自らが排出する温室効果ガスをオフセット(埋め合わせ)することができ、売却側は売却益を得ることが可能。



以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/柳澤、川﨑
電話(025)229-8164(内線4273、4213)

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