「SDGsリンク・ボンド」の契約締結について (株式会社 セイヒョー)
株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、株式会社 セイヒョー(代表取締役社長:飯塚 周一)の「SDGsリンク・ボンド※1」(以下、「本ボンド」)を受託しましたのでお知らせいたします。
同社は、「もも太郎」をはじめとするアイスクリームや和菓子、氷の製造販売業務を基盤として、冷凍倉庫における保管業務や、冷凍食品類・一般食品の仕入れ販売など幅広い事業を展開しています。また、より働きがいのある企業となるため、時間外労働の削減や有給休暇の取得促進等、職場環境の向上に努めています。
本ボンドでは、働きがいのある職場環境の実現に向け、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPTs」)として、「社員(正社員と準社員)の年次有給休暇の取得率」を設定しました。なお、同社が設定したSPTsの妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。
第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。
【発行企業及び本ボンドの概要】
企業名 (URL) |
株式会社 セイヒョー |
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本社所在地 |
新潟県新潟市北区島見町2434番地10 |
代表者 |
代表取締役社長 飯塚 周一 |
事業内容 |
冷菓(アイスクリームなど)・和菓子・氷の製造販売、 冷凍食品類・一般食品の仕入れ販売 |
契約締結日 |
2025年2月25日(火) |
SPTs |
社員(正社員と準社員)の年次有給休暇の取得率 |
第三者評価 |
第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。 (https://www.dhrc.co.jp/) |
同社からの |
・当社は、1916年(大正5年)に製氷会社として創業し、2016年に創業100年を迎えました。 ・当社は、食を通して「安心・安全な製品をお届けすること」を使命としていく中で、事業における持続可能性を重要なテーマと位置づけ、100年にわたって培ってきた技術とお客様からいただいてきた信頼を大切にしながら、社会的責任を果たしてまいります。 |
※1. SDGsリンク・ボンド
お客さまがSDGsやESGに関連するSPTsを設定し、その達成状況に応じて保証料等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTsの妥当性やSDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ボンドのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ボンド原則」に対して整合的であるとの評価を取得しております。

※2. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs)
資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTsの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/柳澤、川﨑
電話(025)229-8164(内線4273、4213)