第四北越銀行

ニュースリリース

2025年02月12日

「SDGsリンク・ローン」の契約締結について (原田乳業 株式会社)

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株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、原田乳業 株式会社(代表取締役:櫻澤 和仁)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。

同社は、牛乳やヨーグルトといった乳製品やジュースなどの各種飲料、デザート類の製造および販売を行っており、「香料・安定剤に頼らず自然の美味しさをお客さまに味わってもらうこと」をコンセプトに商品開発を行っています。また、「セラミックろ過膜活性汚泥排水装置」や太陽光パネルを導入するなど自然環境に配慮した製品づくりにも取り組んでおり、2023年11月にはSDGs宣言を策定し、SDGsの達成に向けた取り組みを行っています。同社では、SDGs宣言に掲げた「健康で活力に満ちた明るい職場を作る」との目標の実現に向けて、社員一人ひとりが健康的に働ける環境を整備していくために年次有給休暇の取得率の向上に取り組んでいく方針です。
 本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPTs」)として、「正社員の年次有給休暇の取得率」を設定しました。なお、同社が設定したSPTsの妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。

第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

【借入人および本ローンの概要】

企業名
(URL)

原田乳業 株式会社

https://www.harada-milk.jp

本社所在地

新潟県燕市道金3040番地

代表者

代表取締役 櫻澤 和仁

事業内容

牛乳、乳製品、各種飲料、デザート類の製造・販売 等

契約締結日

2025年1月31日(金)

SPTs

正社員の年次有給休暇の取得率

第三者評価

第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。

https://www.dhrc.co.jp/

同社からの
コメント

当社は明治20年に創業し、燕市で乳製品や各種飲料、デザート類の製造を行う食品製造業者です。日本海側ではトップクラスの製造能力を有しており、「香料・安定剤に頼らず自然の美味しさをお客さまに味わってもらうこと」をコンセプトに、創業来、お客さまの健康づくりのお手伝いをしてきました。

・各種HACCP認証※3を取得し、消費者意識に寄り添った「美味しく安心安全」の製造体制を構築しているとともに、SDGs宣言を策定することで自然環境にも配慮した製品づくりに取り組んでおります。

・地域経済の好循環を目指し、社員一人ひとりが健康的に働ける環境を整備していくことで地域雇用に少しでも貢献できるよう今後も努めてまいります。


※1. SDGsリンク・ローン

お客さまがSDGsやESGに関連するSPTを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTの妥当性やSDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております

※2.  サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs

資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTsの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るのではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。

※3.HACCP認証

  食品などの事業者がHACCP(食品の安全性を確保するための衛生管理手法)に基づいた衛生管理を実践していることを、第三者機関が証明するものです。



以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/渡邉(彬)、柳澤
電話(025)229-8164(内線:4277、4273)

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