第四北越銀行

ニュースリリース

2025年02月04日

シンジケートローン方式による「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(株式会社 丸菱電子)

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株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、このたび、下記の参加金融機関によるシンジケート団を組成し、株式会社 丸菱電子(代表取締役社長:南 直樹)とシンジケートローン※1方式による「SDGsリンク・ローン※2(以下、本ローン)」の契約を締結しましたのでお知らせいたします。

同社は、「ガバナンス」「経済」「環境」「社会」の4つの側面でSDGsに取り組むことを宣言しており、環境面での取り組みでは、温室効果ガス(GHG)排出量の削減を優先課題としております。 

本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※3(以下、「SPTs」)として、温室効果ガス(GHG)排出量(Scope1・2※4)を設定しました。なお、同社が設定したSPTsの野心性や妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。

第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

【借入人および本ローンの概要】

企業名
(URL)

株式会社 丸菱電子

https://www.marubishi-ht.com

本社所在地

新潟県長岡市鉄工町1丁目2番10号

代表者

代表取締役社長 南 直樹

事業内容

金属熱処理業

契約締結日

2025年2月4日(火)

アレンジャー

株式会社 第四北越銀行

エージェント

株式会社 第四北越銀行

参加金融機関

(貸付人)

株式会社 第四北越銀行

長岡信用金庫

株式会社 大光銀行

株式会社 富山第一銀行

SPTs

年間温室効果ガス(GHG)排出量(Scope1・2) 

第三者評価

第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。

https://www.dhrc.co.jp/

同社からの
コメント

 当社は、エネルギー効率の向上、再生可能エネルギーの利用、エコデザインの導入、排出ガス浄化技術の採用など、温室効果ガス(GHG)排出量削減に積極的に取り組み、地球環境保護に努めていくことで、自社の存在価値を高めてまいります。

※1. シンジケートローン

アレンジャー(主幹事)が中心となり、貸付条件を決定し、複数の金融機関でシンジケート団を組成し貸付を行う形態です。お客さま(企業)にとっては、同一の借入条件のもとで、多数の金融機関との取引窓口が一本化されることにより、資金調達に伴う事務の簡素化・効率化が可能となります。

※2. SDGsリンク・ローン

お客さまがSDGsやESGに関連するSPTを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTの妥当性やSDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております

※3.  サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs

資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTsの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るのではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。

※4. Scope1・2

企業や組織が排出する温室効果ガス(GHG)のうち、燃料の燃焼や、製品の製造などを通じて「直接排出」するものをScope1、他社から供給された電気・熱などを使うことで「間接的に排出」されるものをScope2といいます。



以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/齊藤(寿)、柳澤
電話(025)229-8164(内線:4273)

ニュースリリース
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