「SDGsリンク・ボンド」の受託について(株式会社 ヤマノイ)
株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、株式会社 ヤマノイ(代表取締役:山ノ井 道夫)の「SDGsリンク・ボンド※1」(以下、「本ボンド」)を受託しましたのでお知らせいたします。
同社は、村上市に本社を置く、地域に密着した総合リサイクル業者であり、「地域のお困りごと解決のエキスパートとして」を行動指針として掲げ、事業者から一般個人まで幅広い顧客の廃棄物収集や資源リサイクルを行っています。また、企業活動を通じて環境負荷低減や廃棄物の抑制に取り組んでいます。
本ボンドでは、この環境負荷軽減や廃棄物を抑制する取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPTs」)として、売上あたりCO2排出量(Scope1・2)を設定しました。なお、同社が設定したSPTsの妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。
第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。
【発行企業及び本ボンドの概要】
企業名 (URL) |
株式会社 ヤマノイ |
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本社所在地 |
新潟県村上市山辺里301番地 |
代表者 |
代表取締役 山ノ井 道夫 |
事業内容 |
・金属、古紙のリサイクル ・産業廃棄物処理 ・一般廃棄物処理 等 |
発行日 | 2024年12月30日(月) |
SPT |
売上あたりCO2排出量(Scope1・2) |
第三者評価 |
第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。 (https://www.dhrc.co.jp/) |
同社からの |
・当社は昭和27年に創業し、72年にわたり村上市において鉄、非鉄、古紙等の再生資源事業および廃棄物処理業に従事してまいりました。 ・この度、当社の企業活動におけるCO2排出量削減に取り組むことにより、環境負荷低減に努めるとともに、本業を通じて地域社会全体の環境負荷低減にも貢献していくことを目指します。 |
※1. SDGsリンク・ボンド
お客さまがSDGsやESGに関連するSPTsを設定し、その達成状況に応じて保証料等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTの妥当性や SDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローン、および本ボンドのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ボンド原則」に対して整合的であるとの評価を取得しております。
【スキーム図】
※2. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPT)
資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/益田、柳澤
電話(025)229-8164(内線4281、4273)