「SDGsリンク・ローン」の契約締結について (シモダ産業 株式会社)
株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、シモダ産業 株式会社(代表取締役:霜田 彰)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。
同社は、RCS※2や鋳型の製造および産業廃棄物の処理等を主な事業としており、「地球環境の保全が全人類の最重要課題の一つであることを認識し、当社の各事業分野の活動において、環境負荷の継続的低減に努め、持続的に発展できる経済社会の実現に寄与する」という環境理念を掲げ、SDGsの達成に向けた取り組みを進めています。
本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※3(以下、「SPTs」)として、「廃棄物の再資源化率」を設定しました。なお、同社が設定したSPTsの妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。
第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。
1.借入人および本ローンの概要】
企業名 (URL) |
シモダ産業 株式会社 |
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本社所在地 |
新潟県柏崎市松波2丁目6番43号 |
代表者 |
代表取締役 霜田 彰 |
事業内容 |
・鋳造部:RCS製造、鋳型製造 ・環境部:産業廃棄物の処理、収集および運搬 |
契約締結日 | 2024年11月29日(金) |
SPTs |
廃棄物の再資源化率 |
第三者評価 |
第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。 (https://www.dhrc.co.jp/) |
同社からの |
・当社は、常に顧客満足の向上を目指し、要望・期待・信頼に応える様、「変革」「創造」「共存」を基に、社会の変化に対応した環境に優しく、安全を重視した企業を目指しています。 ・環境部では、産業廃棄物の中でも特に処分が難しいと言われる医療系廃棄物の処理にも力を入れており、焼却施設・焼成試験施設を通じて、循環型社会に貢献してまいります。 |
※1. SDGsリンク・ローン
お客さまがSDGsやESGに関連するSPTを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTの妥当性やSDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております。
※2. RCS(レジンコーテッドサンド)
砂の表面にフェノール樹脂をコーティングした製品で、いろいろな鋳物製品を製造する砂型の材料。※3. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs)
資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTsの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るのではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/柳澤、伊藤
電話(025)229-8164(内線:4273)