第四北越銀行

ニュースリリース

2024年11月29日

「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(株式会社 コバヨウホールディングス)

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株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、株式会社 コバヨウホールディングス(代表取締役:安藤 幸夫)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。

同社は、株式会社 コバヨウ(以下、「コバヨウ」)を傘下に置く持株会社です。グループの中核企業であるコバヨウは、ドラム缶をはじめとする各種産業容器の再生と高圧ガス容器の再検査を主な事業としており、環境と経済が融合した循環型商品の提供に努め、CO2排出量の削減を優先課題とし、環境への取り組みを進めています。

本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPTs」)として、コバヨウの売上あたりCO2排出量(Scope1・2※3)を設定いたしました。

なお、同社が設定したSPTsの野心性や妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。

第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

1.借入人および本ローンの概要】

企業名

株式会社 コバヨウホールディングス

傘下企業
(URL)

株式会社 コバヨウ

https://kobayou.co.jp

本社所在地

新潟県新潟市中央区東大通一丁目4番5号

日生不動産新潟駅前ビル6階
代表者

代表取締役 安藤 幸夫

事業内容

容器コンサルタント及び企画開発製造

各種設置型タンクの企画開発製造

使用済みドラム缶の回収及び再利用の企画開発製造

契約締結日 2024年11月29日(金)
融資金額
2.97億円

SPTs

株式会社 コバヨウの売上あたりCO2排出量 (Scope1・2) 

第三者評価

第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。

https://www.dhrc.co.jp/

同社からの
コメント

当グループの中核企業である株式会社 コバヨウは、昭和23年の創業以来、ドラム缶をはじめとする各種産業容器の再生と高圧ガス容器の再検査に取り組み、3R※4を前進させることにより、環境と経済が融合した循環型商品の提供に心血を注いでまいりました。

・皆様と一緒に、全体最適な容器とその運用システムを企画してまいります。

2. SPTsの概要


※1. SDGsリンク・ローン

お客さまがSDGsやESGに関連するSPTを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTの妥当性やSDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております

※2. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs)

資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTsの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。

※3.  Scope12

企業や組織が排出する温室効果ガス(GHG)のうち、燃料の燃焼や、製品の製造などを通じて「直接排出」するものをScope1、他社から供給された電気・熱などを使うことで「間接的に排出」されるものをScope2といいます。

※4.  3R

Reduce(リデュース:廃棄物を減らす)、Reuse(リユース:使用済製品やその部品等を繰り返し利用する)、Recycle(リサイクル:廃棄物を資源として再利用する)の3つのRの総称です。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/渡邉、柳澤
電話(025)229-8164(内線 4279、4273)

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