第四北越銀行

ニュースリリース

2024年09月18日

「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(マルソー 株式会社)

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株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、マルソー 株式会社(代表取締役社長:渡邉 雅之)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。

同社は、貨物輸送をはじめ、物流センターの管理・運営、3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)※2によるコンサルティング事業など、幅広くサービスを展開しています。また、公益社団法人全日本トラック協会が策定した「トラック運送業界の環境ビジョン2030」※3に基づき、同社のこれまでの環境対策を検証し、「マルソー環境ビジョン2030」を定めて、SDGsへの取り組みを推進しています。
 本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※4(以下、「SPTs」)として、同社が保有する車両の「CO2総排出量」および「平均燃費」を設定しました。なお、同社が設定したSPTsの妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。

第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

【借入人および本ローンの概要】

企業名
(URL)

マルソー 株式会社
https://www.maruso.co.jp

本社所在地 新潟県三条市月岡字綾ノ前2783番地1
代表者

代表取締役会長 渡邉 喜彦
代表取締役社長 渡邉 雅之

事業内容

トラック運送・物流業

契約締結日 2024年9月13日(金)
SPTs
保有する車両の「CO2総排出量」および「平均燃費」
第三者評価

第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。

https://www.dhrc.co.jp/

同社からの
コメント

  • 当社は1913年の創業以来、地域社会に貢献するという理念のもと、貨物輸送、物流センター運営、物流コンサルティング等の幅広い物流事業を展開してまいりました。
  • また、近年では時代の変化を見据えた積極的なM&Aによって事業領域を拡大し、現在24社のグループとなっております。物流を核としながらも人々の生活を支えるライフサポート事業も充実させ、今後もグループ総合力で地域社会に貢献してまいります。

※1. SDGsリンク・ローン

お客さまがSDGsやESGに関連するSPTsを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTsの妥当性やSDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております

※2. 3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)

物流部門の業務を第三者企業に委託する事業形態であり、荷主企業に代わって、最も効率的な物流戦略の企画立案や物流システムの構築の提案を行い、それを包括的に受託、実行することをいいます。

※3.トラック運送業界の環境ビジョン2030

  2030年度を目標にトラック運送業会全体で「カーボンニュートラル」を目指すために策定した取り組み方針。

※4. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs)

資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTsの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/渡邉(彬)、柳澤
電話(025)229-8164(内線:4279、4273)

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