第四北越銀行

ニュースリリース

2024年09月12日

「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(荒川産業 株式会社)

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株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、このたび、荒川産業 株式会社 (代表取締役社長:荒川 健吉)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。

 同社は、創業以来一貫して「地域資源の発掘」と「地域課題の解決」を事業の柱と捉え、循環型社会の形成と地域経済の発展に向けて取り組んでいます。

本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPTs」)として、「廃タイヤの取り扱い量」および「一般廃棄物の削減量」を設定しました。なお、同社が設定したSPTsの妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。

当行では、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

【借入人および本ローンの概要】

企業名
(URL)
荒川産業 株式会社
https://amarc.co.jp
本社所在地

福島県喜多方市字屋敷免3960番地

代表者

代表取締役社長 荒川 健吉

業種

金属スクラップ卸売業、資源リサイクル業、一般・産業廃棄物処理業

契約締結日 2024年8月30日(金)
融資金額 1億5千万円
SPTs
第三者評価

第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。

https://www.dhrc.co.jp/

同社からの
コメント

  • 当社は明治26年(1893年)の創業以来、地域で生まれる資源を磨き上げてそれを必要とする方々にお届けする「地域資源発掘業」と、地域の課題に対する解決策を広く世の中から探し出して地域で事業化する「地域課題解決業」を事業の柱として現在グループ18法人による「連峰経営」で地域の全体最適化を志向しております。
  • この度はSDGsリンク・ローンの仕組みを活用して、グループ全体で廃棄物由来の燃料の取扱量を増やし、化石燃料の使用量を削減します。
  • また、全国最多となってしまった福島県の県民1人あたりごみ排出量という地域課題に対して、その再資源化を推進することで燃やすごみの量を減らし、脱炭素化を目指してまいります。

※1. SDGsリンク・ローン

お客さまがSDGsやESGに関連するSPTsを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTsの妥当性や SDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」および「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております。

※2.サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPTs)

資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTsの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/柳澤
電話(025)229-8164(内線:4273)
東京営業本部/清水
電話(03)3270-4455

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