「SDGsリンク・ローン」の契約締結について (大印合同青果 株式会社)
株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、大印合同青果 株式会社(代表取締役:山﨑 克雄)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。
同社は、迅速かつ確実な青果取引ネットワークを通じた、安心で安全な食品の安定的な供給に取り組んでいます。生産者※2から仕入れる商品の割合を高めることで、色、大きさ、形、かたさ、安全性など実需者のニーズに合った品質の高い青果物を提供するほか、規格外品なども取り扱うことで、食品ロスの削減などに貢献しています。本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※3(以下、「SPT」)として、仕入金額総額に占める生産者からの仕入金額の割合を設定しました。なお、同社が設定したSPTの妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しています。
第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。
【借入人および本ローンの概要】
企業名 (URL) |
大印合同青果 株式会社 |
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本社所在地 |
新潟県新潟市江南区西山830番地7 |
代表者 |
代表取締役 山﨑 克雄 |
事業内容 |
青果卸売 |
契約締結日 |
2024年8月30日(金) |
SPT |
仕入金額総額に占める生産者からの仕入金額の割合 |
第三者評価 |
第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。 (https://www.dhrc.co.jp/) |
同社からの |
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※1. SDGsリンク・ローン
お客さまがSDGsやESGに関連するSPTを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTの妥当性や SDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております。
※2. 生産者
ここでは、同社が仕入れている農産物生産者を指します。同社では、農産物生産者のほか、卸売市場や仲卸業者などからも仕入れています。生産者からの仕入割合を高めることで、スーパーなどの実需者のニーズに合った品質の高い青果物を提供するほか、規格外品なども取り扱う予定です。その結果、青果物の品揃えの多様化を通じて、新規販路の開拓につながるとともに、仲卸業者として新潟県内の地産地消の拡大はもとより、日本国内の生産者の育成や食料自給率の向上、さらには食品ロスの削減などに貢献することを目指します。
※3. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPT)
資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/益田、柳澤
電話(025)229-8164(内線:4281、4273)