「SDGsリンク・ボンド」の受託について (豊和建設 株式会社)
株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、豊和建設 株式会社(代表取締役社長:小幡 昌俊)の「SDGsリンク・ボンド※1」(以下、「本ボンド」)を受託しましたのでお知らせいたします。
同社は、環境方針として「美しく豊かな地域づくりに貢献する」ことを掲げ、人と自然にやさしい環境を保つため、企業活動を通じて環境負荷の低減に努め、SDGs達成に向けて取り組んでいます。
本ボンドでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPT」)として、「ZEH※3基準を満たす戸建て住宅の引き渡し棟数」を設定しました。なお、同社が設定したSPTの野心性や妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。
第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。
【発行企業および本ボンドの概要】
企業名 (URL) |
豊和建設 株式会社 |
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本社所在地 |
新潟県新潟市中央区一番堀通町5938-30 |
代表者 |
代表取締役社長 小幡 昌俊 |
業種 |
一般土木事業、農業土木事業、建築事業等 |
発行日 | 2024年8月26日(月) |
SPT |
ZEH基準を満たす戸建て住宅の引き渡し棟数 |
第三者評価 |
第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。 (https://www.dhrc.co.jp/) |
同社からの |
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※1. SDGsリンク・ボンド
お客さまがSDGsやESGに関連するSPTを設定し、その達成状況に応じて保証料等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTの妥当性やSDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ボンドのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ボンド原則」に対して整合的であるとの評価を取得しております。

※2.サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPT)
資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTの達成状況に応じて保証料等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。
※3.ZEH(net Zero Energy House)
外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネを実現したうえで、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロになることを目指した住宅のこと。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/白川(洋)、柳澤
電話(025)229-8164(内線:4261、4273)