「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(ヤマダコーポレーション 株式会社 )
株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、このたび、ヤマダコーポレーション株式会社 (代表取締役:山田 孝一)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。
同社は「家は命の源」という企業理念のもと、お客さまの命を守り、幸福を生み出す環境に配慮した良質な家づくりを通じて、地球環境の保全と地域社会の発展に取り組んでいます。
本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPT」)として、「各年度に完成するグランハウス・ブランド※3の戸建て住宅棟数に占めるG2グレード※4を満たす戸建て住宅の棟数の割合」を設定しました。なお、同社が設定したSPTの妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。
第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。
1.借入人および本ローンの概要
企業名 (URL) |
ヤマダコーポレーション株式会社 |
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本社所在地 |
新潟県妙高市中川5-5 |
代表者 |
代表取締役 山田 孝一 |
業種 |
木造建築工事業 |
契約締結日 | 2024年7月31日(水) |
融資金額 |
1億2千万円 |
SPT |
各年度に完成するグランハウス・ブランドの戸建て住宅棟数に占めるG2グレードを満たす戸建て住宅棟数の割合 |
第三者評価 |
第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。 (https://www.dhrc.co.jp/) |
同社からの |
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2.SPTの概要
※1. SDGsリンク・ローン
お客さまがSDGsやESGに関連するSPTを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTの妥当性や SDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」および「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております。
※2. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPT)
資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。
※3. グランハウス・ブランド
同社が展開する注文住宅のブランドの1つ。① 雪国で快適に過ごせる超高性能住宅、② 上越市・妙高市エリアで最も地震に強い家、③ 毎日の暮らしを豊かにするさまざまなデザイン、④ 安心のサポート体制 の4つをコンセプトに、理想の住まいを実現します。
※4. G2グレード
有識者・民間から構成される「一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会(HEAT20)」が戸建て住宅の適切な高断熱化の推進・普及を目指して、「環境の質を表す室温」と「省エネルギー」を両立させて実現するために定めた住宅システムの認証です。G2グレードの住宅は断熱性能においてZEH(Net Zero Energy House)を上回る高い水準に相当しており、外気温の影響を受けにくくなるため、室内を快適な気温に保つことが可能となります。
※5. C値(相当隙間面積)
住宅全体にどれくらいの隙間があるかを表す気密性能の指標です。数値が小さいほど気密性が優れており、C値0.5は高度な技術で施工された高気密性能の住宅とされています。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/柳澤、伊藤
電話(025)229-8164