第四北越銀行

ニュースリリース

2024年07月31日

「SDGsリンク・ボンド」の受託について(株式会社 いすゞ製作所)

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株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、株式会社 いすゞ製作所(代表取締役:関川 博)の「SDGsリンク・ボンド※1」(以下、「本ボンド」)を受託しましたのでお知らせいたします。

同社は、省電力商品の開発や省エネ設備の導入などの取り組みを通じて「未来の地球環境に配慮したものづくり」を目指しています。
 本ボンドでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPT」)として、「売上あたりCO2排出量(Scope1・2※3)」を設定しました。なお、同社が設定したSPTの妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しています。

 第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

【本ボンドの概要】

企業名
(URL)

株式会社 いすゞ製作所
http://www.isuzuseisakusho.co.jp

本社所在地

新潟県三条市荻堀字藤平1397-42

代表者

代表取締役 関川 博

事業内容

環境試験機※4の製品開発、製造販売

発行日 2024年7月31日(水)
発行金額 2億円
SPT
売上あたりCO2排出量(Scope1・2)
第三者評価

第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。

https://www.dhrc.co.jp/

同社からの

コメント
  • 当社は、1938年(昭和13年)に創業し、環境試験機の製品開発および製造販売を行っています。
  • 高い技術力が評価され、日本試験機工業会規格(JTM規格)や計量法の制定に携わった実績を有する国内有数の環境試験機メーカーです。
  • 「人に求められ、地球に求められる活動を行う」という企業理念のもと、人財育成企業として「人から人へ、両手で受け取り、両手で手渡します」「元気で笑顔」「心をひとつに」のスローガンを掲げ、社会に貢献する企業を目指しています。
  • 今般、「SDGsリンク・ボンド」の趣旨に賛同し新たなチャレンジをすることといたしました。

※1. SDGsリンク・ボンド

お客さまがSDGsやESGに関連するSPTを設定し、その達成状況に応じて保証料等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTの妥当性や SDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ボンドのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ボンド原則」及び「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております

※2. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPT)

資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。

※3. Scope1・2

企業や組織が排出する温室効果ガス(GHG)のうち、燃料の燃焼や、製品の製造などを通じて「直接排出」するものをScope1、他社から供給された電気・熱などを使うことで「間接的に排出」されるものをScope2といいます。

※4. 環境試験機

地球や宇宙の様々な気象環境条件(温度・湿度など)を人工的に作り出し、そのなかで材料に起こる変化を測定する試験機で、各種機器に実装する部品や材料の信頼性を確保するために、自動車、航空宇宙、鉄道、電子部品などの業界で主に利用されています。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/塚野(美)、渡邉(彬)、柳澤
電話(025)229-8164(内線:4216、4279、4273)

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