「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(株式会社 KANZAI)
株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、このたび、株式会社 KANZAI(代表取締役:堀内 俊幸)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。
同社は、「循環型社会の実現を通じて、持続可能な未来を創造する」を経営理念に掲げ、工場設備の遊休資産の売却・処分に関するコンサルティングや再生可能エネルギー事業等を通じて、地球環境の保全と地域社会の発展に向けて取り組んでいます。
本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPT」)として、「再生可能エネルギー用地のコンサルティング件数」を設定しました。なお、同社が設定したSPTの妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しています。
第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。
1.借入人および本ローンの概要
企業名 (URL) |
株式会社 KANZAI |
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本社所在地 |
北海道札幌市西区発寒5条4丁目5-15 |
代表者 |
代表取締役 堀内 俊幸 |
業種 |
遊休資産コンサル事業 |
契約締結日 | 2024年7月5日(金) |
融資金額 | 1億5百万円 |
SPT |
再生可能エネルギー(蓄電池、太陽光、風力等)用地のコンサルティング(あっせん)件数 |
第三者評価 |
第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。 (https://www.dhrc.co.jp/) |
同社からの コメント |
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2.SPTの概要
- 「再生可能エネルギー(蓄電池、太陽光、風力等)用地のコンサルティング(あっせん)件数」について3年間ごとの目標値をSPTに設定しました。
※1. SDGsリンク・ローン
お客さまがSDGsやESGに関連するSPTを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTの妥当性や SDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」および「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております。
※2. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPT)
資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG 戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPT の達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。
※3. 分散型エネルギーリソース(DER)
一般企業や家庭に設置された太陽光発電システムや蓄電池、電気自動車など、エネルギーの利用者(需要家)等が所有する設備のことです。
※4. 系統用蓄電池
系統(送配電網)に接続されている蓄電池のことで、送配電網から電気を受け取って蓄電したり、貯めた電気を放電して送配電網を通じて売電したりすることができます。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/柳澤、遠藤
電話(03)3270-4455