第四北越銀行

ニュースリリース

2024年07月08日

「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(オギハラ工業 株式会社)

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株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、オギハラ工業 株式会社(代表取締役:荻原 拓実)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。

同社は、産業機械や農業機械等の製造を主な事業としており、「環境」と「社会」の二つの側面でSDGsの達成に向けて取り組んでいます。「環境」の面では、太陽光発電設備の設置による再生可能エネルギーの利用促進や、高性能設備の導入による電気代削減、「社会」の面では、省力化や労働者の負担軽減に繋がる農業製品の製造などの取り組みを進めています。

本ローンでは、この取り組みを推進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPT」)として、「売上あたりCO2排出量(Scope1・2※3)」を設定いたしました。

なお、同社が設定したSPTの野心性や妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。

第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

【借入人および本ローンの概要】

企業名
(URL)

オギハラ工業株式会社
https://welcome-ogihara.com/

本社所在地

新潟県上越市新保古新田639番地

代表者

代表取締役 荻原 拓実

事業内容

金属加工製品の製造・販売

契約締結日 2024年5月30日(木)
金額 1億円
SPT
売上あたりCO2排出量(Scope1・2)
第三者評価

第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。

https://www.dhrc.co.jp/

同社からの

コメント
  • 当社は1924年の自転車店としての創業以来、リヤカーや一輪車、雪国に必須の除雪用品など、常に時代・顧客のニーズにあった製品を生み出してきました。
  • 100周年を迎えた現在、農業機械や物流業界の搬送用機器など多岐にわたる製品を作っております。
  • 今後も社是である「なお高く」の精神で、業種に捉われず常にお客さまの求めるものを提供するために努力し続けてまいります。

※1. SDGsリンク・ローン

お客さまがSDGsやESGに関連するSPTを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTの妥当性や SDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」および「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております。

※2. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPT)

資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。

3. Scope1・2

企業や組織が排出する温室効果ガス(GHG)のうち、燃料の燃焼や、製品の製造などを通じて「直接排出」するものをScope1、他社から供給された電気・熱などを使うことで「間接的に排出」されるものをScope2といいます。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/村越、小野塚、柳澤
電話(025)229-8164(内線 4303、4305)

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