第四北越銀行

ニュースリリース

2024年04月03日

「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(株式会社 タナベ)

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株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、株式会社 タナベ(代表取締役:田邉郁雄)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。

同社は、CSR方針の一つに「環境の保全」を掲げ、創業以来培ってきた「熱技術」による地球環境に配慮した製品の製造を通じて、社会に貢献することを目指しております。

本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPT」)として、今後普及の拡大が見込まれる「EV(電気自動車)に使われるリチウムイオン電池製造用の『ロータリーキルン※3』の売上高」を設定しました。なお、同社が設定したSPTの野心性や妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。

 第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

1.借入人および本ローンの概要

企業名
(URL)

株式会社 タナベ
https://tanabe-co.co.jp/

本社所在地

糸魚川市大字大野978

代表者 代表取締役 田邉 郁雄
主な事業内容

熱システム、FAシステム、環境事業トータルシステムの設計・製作・工事・運転・メンテナンス

契約締結日 2024年3月29日(金)
融資金額 3億円
SPT

EVに使われるリチウムイオン電池製造用の「ロータリーキルン」の売上高

第三者評価

第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。

https://www.dhrc.co.jp/

同社からの

コメント
  • 当社は、創業以来一世紀にわたり培ってきた「熱技術」をもとに、工業炉の製造や、それらを運用するシステムなどを提供しております。
  • 限りある資源の再利用や、熱効率、省エネ、廃熱利用などを重点に置き、お客様へ生産・加工設備を提供することで環境対策に取り組んでいます。
  • 今後も熱技術のイノベーターとして、社会的意義の高い製品を世界中に提供し、時代のニーズに応え続けてまいります。

※1. SDGsリンク・ローン

お客さまがSDGsやESGに関連するSPTを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTの妥当性や SDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」および「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております。

※2. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPT)

資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。

※3. ロータリーキルン

回転する円筒の炉内で原料や処理物の熱処理を行う工業窯炉です。原料の投入・処理・排出を随時、かつ連続的に行える利点があります。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/村越、小野塚、柳澤
電話(025)229-8164(内線 4276、4278)

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