第四北越銀行

ニュースリリース

2024年04月03日

「SDGsリンク・ローン」の契約締結について(株式会社 シンボ)

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株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、株式会社 シンボ(代表取締役:新保 敬義)と「SDGsリンク・ローン※1」(以下、「本ローン」)の契約を締結しましたのでお知らせいたします。

同社は、太陽光発電の導入やカーボンクレジットの購入を通じ、工場のCO2排出量が実質的にゼロとなる「カーボンニュートラル」を実現しております。また、2023年9月に「中小企業版SBT」の認定を取得するなど、CO2排出量削減による気候と地域の環境を守る活動に取り組んでおります。

本ローンでは、この取り組みを促進するため、サステナビリティパフォーマンスターゲット※2(以下、「SPT」)として、温室効果ガス排出量(Scope1・2※3)を設定しました。なお、同社が設定したSPTの野心性や妥当性は、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社(代表取締役社長:柴山 圭一)より、第三者評価を取得しております。

 第四北越フィナンシャルグループは、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えすることにより、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

1.借入人および本ローンの概要

企業名
(URL)

株式会社 シンボ
https://sinbo.co.jp/

本社所在地

新潟県糸魚川市大字竹ヶ花135番地3

代表者 代表取締役 新保 敬義
主な事業内容

グラフィックスのプリント製作サービス、重布・テント・シートの縫製加工、テント・看板の企画・製作・施工、イベントテントの製作・販売 等

契約締結日 2024年3月29日(金)
融資金額 1億円
SPT

温室効果ガス排出量(Scope1・2)

第三者評価

第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。

https://www.dhrc.co.jp/

同社からの

コメント
  • 当社は、「企業理念」として、「一針一色」を掲げております。これは、「一針の原点を繋ぎ、心と技術を追求し、一色に魂を込め、価値ある商品を創造する」との想いが込められております。
  • 弊社の事業を通し、温室効果ガスの排出量削減に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

2.SPTの概要

※1. SDGsリンク・ローン

お客さまがSDGsやESGに関連するSPTを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品で、当行では2022年6月より取り扱いを開始しています。SPTの妥当性や SDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ&コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」および「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております。

※2. サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPT)

資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTの達成状況に応じて金利等が変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標を設定する必要があります。

※3. Scope1・2

企業や組織が排出する温室効果ガス(GHG)のうち、燃料の燃焼や、製品の製造などを通じて「直接排出」するものをScope1、他社から供給された電気・熱などを使うことで「間接的に排出」されるものをScope2といいます。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/村越、小野塚、柳澤
電話(025)229-8164(内線 4276、4278)

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