第四北越銀行

ニュースリリース

2023年11月28日

サステナビリティ・リンク・ローンの契約締結について(中道リース 株式会社)~TSUBASAアライアンスを活用したシンジケートローンの取り組み~

external_imageexternal_image

株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、株式会社 北洋銀行(頭取:安田 光春)と共同で、中道リース 株式会社(代表取締役社長:関 崇博、本社:北海道札幌市)のサステナビリティ・リンク・ローン※1(シンジケートローン方式、以下、「本ローン」)を下記のとおり取り扱いしましたのでお知らせいたします。なお、本ローンはTSUBASAアライアンス※2の枠組みを活用し、同アライアンスから当行および北洋銀行のほか、千葉銀行、中国銀行、東邦銀行、武蔵野銀行、滋賀銀行の計7行が貸付人として参加しております。


同社は、サステナビリティ戦略の根幹として7つのマテリアリティ(重要課題)を特定しており、その一つに、地球温暖化による気候変動等の環境課題に対して、事業活動を通じ、環境負荷低減に貢献することを目指す「脱炭素・省エネの推進」を掲げています。

本ローンでは、この取り組みを促進するため、ステナビリティパフォーマンスターゲット※3(以下、SPT)として、「芙蓉ゼロカーボンシティ・サポートプログラム※4の適用契約社数」を設定しました。なお、同社が設定したSPTの妥当性は、株式会社 格付投資情報センター(代表取締役社長:山﨑 宏)より第三者評価を取得しております。


第四北越フィナンシャルグループは、2030年までに合計1.5兆円のサステナブルファイナンスを実行することを目標に掲げており、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えするとともに、お客さまのサステナビリティ経営をサポートしてまいります。

【借入人および本ローンの概要】

※1 サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)

お客さまがSDGs やESG に関連するSPTを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品です。また、SPTの妥当性やSDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしております。

※2 TSUBASAアライアンス

第四北越銀行、千葉銀行、中国銀行、伊予銀行、東邦銀行、北洋銀行、武蔵野銀行、滋賀銀行、琉球銀行、群馬銀行の10行が参加する地銀広域連携の枠組みです。

※3 サステナビリティパフォーマンスターゲット(SPT)

資金を調達するお客さまのSDGs・ESG戦略に基づき設定する目標・指標であり、SPTの達成状況に応じて金利などが変動します。「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」などの環境分野のほか、社会分野の課題解決に繋がるものなど多種多様な目標があり、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的(チャレンジング)な目標設定が必要です。

 

※4 芙蓉ゼロカーボンシティ・サポートプログラム

「2050年までに温室効果ガスまたは二酸化炭素の排出実質ゼロ」を目指す地方自治体のゼロカーボンシティ宣言を後押しする目的で芙蓉リースグループが設立した寄付金付き優遇ファイナンスプログラム。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/齊藤(寿)、白川(洋)、柳澤
電話 (025)229-8164

ニュースリリース
このページの上部へ
マネーまるわかり