元行員による不祥事件の発生について
株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)におきまして、このたび誠に遺憾ながら、元行員による不祥事件が発生いたしました。
公共的な役割を担い、信用を第一とする金融機関として、このような事態を招きましたことは誠に遺憾であり、事態を厳粛に受け止め、深く反省いたしますと共に、当行をご愛顧いただいておりますお客さま、地域の皆さま、並びに株主の皆さま方に心から深くお詫び申し上げます。
1.事件の概要
お客さまからお問い合わせを受け調査を行ったところ、中条支店に勤務していた当行元行員(20 代男性)による現金着服が2023 年5 月26 日に発覚いたしました。
その後の詳細な調査により、当該元行員が2023 年3 月から2023 年5 月までの間、お客さまから入金依頼のあった現金や定期預金解約金など、7 先のお客さまから総額60,988,358 円(実質被害額6 先54,388,358 円)を着服し、ギャンブルや自身の借入の返済等に充てていたことが判明いたしました。
2.被害に遭われたお客さまへの対応
被害に遭われたお客さまには、個別に事実関係をご説明すると共に、深くお詫び申し上げました。また、お客さまの被害金については、当行が全額弁済いたしました。
なお、その後当行は、当該元行員の家族から全額弁済を受けております。
3.人事処分
元行員につきましては、懲戒解雇処分といたしました。また、その他関係者の処分につきましても、今後、行内規定に基づき厳正な処分を行います。
4.関係機関への報告等
本件発覚後、監督官庁等関係機関に報告するとともに、警察にも相談し、刑事告訴を検討しております。
5.今後の対応
今回の事態を厳粛に受け止め、内部管理態勢の一層の強化とコンプライアンス意識の更なる向上を図り、信頼回復と不祥事件の再発防止に向けて全役職員が一丸となって取り組んで参ります。
6.お客さまからのお問い合わせ窓口
本件に関するお問い合わせ等につきましては、以下の専用フリーダイヤルまでご連絡いただきますようお願い申し上げます。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
同上