長岡市大手通坂之上町地区第一種市街地再開発事業「米百俵プレイス北館」 に関するシンジケートローンの組成について

 

株式会社 第四北越銀行（頭取：殖栗 道郎）は、このたび、長岡市大手通坂之上町地区第一種市街地再開発事業（施行者：独立行政法人 都市再生機構、以下「本事業」）の一環として建設された「米百俵プレイス北館^※1」について、合同会社 SPC米百俵プレイス北館^※2を借入人とするシンジケートローン^※3（以下「本件ローン」）を下記のとおり取り扱いましたのでお知らせいたします。

長岡市では、「『人づくり』と『産業振興』を総がかりで支える地方創生の拠点」というコンセプトのもと、対象地区をA-1街区、A-2街区、B街区、C街区に分けて中心市街地の再開発事業を推進してきました。このうち、C街区に当たる「米百俵プレイス北館」については、民間資金を活用して整備を行うことが計画されていました。

本件ローンは、公共性および地域貢献度が高い長岡市の大型プロジェクトである本事業に対し、当行が単独アレンジャー（主幹事）として地元金融機関とシンジケート団（協調融資団）を組成し、C街区の整備について民間資金を供給するものです。

当行は、今後もお客さまの多様化するニーズに積極的にお応えするとともに、引き続き地域経済の発展に貢献してまいります。

【本件ローンの概要】

※1 　米百俵プレイス北館

本事業の一環としてC街区に建設された、クリニック等の医療機関や調剤薬局、有料駐車場からなる地上5階建の施設

※2　合同会社 SPC米百俵プレイス北館

「米百俵プレイス北館」を所有することを単一目的として設立された特別目的会社（SPC：Special Purpose Company）。本件ローンで調達した資金等により物件を取得し、賃借人（テナント）からの賃料収入で本件ローンを返済する

※3　シンジケートローン

主幹事（アレンジャー）が中心となり、貸付条件を決定し、複数の金融機関でシンジケート団を組成し貸付を行う形態。借入人にとっては、同一の借入条件のもとで、多数の金融機関との取引窓口が一本化されることにより、資金調達に伴う事務の簡素化・効率化が可能となる

※4　不動産ノンリコースローン

対象不動産から生み出されるキャッシュフローのみを返済原資とした貸付形態

＜ご参考：本事業全体のイメージ図＞

画像提供：独立行政法人 都市再生機構

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部／金子、笠原、丸山
電話(025)229-8164（内線4285）