「SDGsリンク・ローン」の契約締結について（株式会社 ダイワテック）～当行第1号案件～
株式会社 第四北越銀行（頭取：殖栗 道郎）は、株式会社 ダイワテック（代表取締役：岡 忠志）と「SDGsリンク・ローン※1」（以下、「本ローン」）の契約を締結しましたのでお知らせいたします。なお、本ローンは2022年6月から取り扱いを開始しており、本件は当行における第1号案件となります。
同社は、主力商品であるソーラーシステムハウス※2の普及によって再生可能エネルギーの創出や災害対策、建設現場における労働環境の改善などに貢献しており、2022年8月末現在で58の自治体（新潟県内では新潟市、佐渡市）と災害協定を締結しております。
本契約では、当社商品を通じたさらなる社会貢献に向けて、ソーラーシステムハウス総保有棟数の増加目標をサステナビリティパフォーマンスターゲット※3（以下、「SPTs」）に設定しました。なお、同社が設定したSPTsの妥当性は、第四北越リサーチ＆コンサルティング 株式会社（代表取締役社長：柴山 圭一）より第三者評価を取得しております。
第四北越フィナンシャルグループでは、2030年度までに合計1.5兆円のサステナブルファイナンス※4を実行することを目標として掲げており、今後もグループ一体となってお客さまの多様な資金ニーズにお応えするとともに、お客さまのサステナビリティ経営をサポートし、持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。
【同社ならびに本ローンの概要】
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企業名 |
株式会社 ダイワテック （https://www.daiwatech.info） |
|---|---|
| 本社所在地 本店所在地 |
東京都港区芝大門1丁目4番10号 愛知県名古屋市西区大野木3丁目43番地 |
| 代表者 | 代表取締役 岡 忠志 |
| 業種 | ソーラーシステムハウス等の開発・製造・販売・メンテナンス |
| 契約締結日 | 2022年8月31日（水） |
| 融資金額 | 2億円 |
| SPTs | 2028年3月までにソーラーシステムハウスの総保有棟数を1,900棟に増加 （2022年3月現在1,433棟保有） |
| 第三者評価 |
第四北越リサーチ＆コンサルティング 株式会社による第三者評価については、こちらをご覧ください。 （https://www.dhrc.co.jp/pdf/sdgs220831.pdf） |
※1 「SDGsリンク・ローン」
お客さまがSDGsやESGに関連するSPTsを設定し、その達成状況に応じて適用金利等が変更となる商品です。また、SPTsの妥当性やSDGs・ESGに関する取り組みの適切性について、第三者評価を取得するスキームとしており、第四北越リサーチ＆コンサルティング 株式会社が評価を行います。なお、本ローンのフレームワークは、外部専門機関である株式会社 格付投資情報センターより「サステナビリティ・リンク・ローン原則」および「グリーンローンおよびサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン」に対して整合的であるとの評価を取得しております。
※2 ソーラーシステムハウス
太陽光発電設備と蓄電システムを備えたコンテナハウスで、ハウス内で使用する電力を太陽光発電で全て賄うことが可能。建築現場の仮設事務所や災害時・緊急時の拠点基地等に活用されています。
※3 サステナビリティパフォーマンスターゲット（SPTs）
SPTs（Sustainability Performance Targets）には、「温室効果ガスの排出量」や「再生可能エネルギーの使用量」、「水の消費量」など、多種多様なSPTs があり、資金調達を行うお客さまのSDGs・ESG 戦略に基づきSPTs を設定します。設定目標は、容易に達成が出来るものではない、客観的に見て野心的（チャレンジング）な目標を設定する必要があります。
※4 サステナブルファイナンス
環境課題や社会課題の解決に資する融資、投資(出資含む)、リース取引のこと。
以上
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部／田中(聡)、石塚、柳澤
電話（025）229-8164（内線 4305、4307）
