第四北越銀行

ニュースリリース

2022年03月24日

「サステナビリティ・ローン」の組成について(一正蒲鉾 株式会社)~新潟県内企業として“初”の取り組み~

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 株式会社 第四北越銀行(頭取:殖栗 道郎)は、本日、一正蒲鉾 株式会社(代表取締役 社長執行役員 野崎 正博、本社:新潟市東区)のシンジケーション方式※1 によるサステナビリティ・ローン※2(以下、本ローン)を下記のとおり取り組みましたのでお知らせいたします。

 本ローンは、同社の主力商品である「カニかま」製造専用の新工場建設資金に活用されます。新工場の計画では、各地にある生産拠点を集約することにより生産・エネルギー効率の向上につなげるほか、太陽光発電設備や省エネ性能の高い生産設備の導入によりCO2 削減効果が期待でき、環境・社会に配慮した計画としております。

 外部機関の評価(第三者意見)の取得が必要となる本ローンの取り組みは、同社が新潟県内企業として初、水産練製品業界としては全国初となり、また、外部機関である株式会社 格付投資情報センター(代表取締役 山﨑 宏)より、環境改善に資する計画に充当されるグリーンローンとして、最上位評価(「GA1」)を取得しています※3。

 同社では、2021 年7 月に、全従業員の考え方・行動の基本となる「一正蒲鉾株式会社 ESG 経営宣言」を制定し、持続可能な社会の実現への貢献と企業価値向上を両立するESG経営を推進しています。

 当行は、お客さまの多様な資金ニーズにお応えするとともに、お客さまのサステナビリティ経営をサポートし、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

※1 シンジケーション方式
主幹事(アレンジャー)が中心となり、貸付条件を決定し、複数の金融機関でシンジケート団を組成し貸付を行う形態です。お客さま(企業)にとっては、同一の借入条件のもとで、多数の金融機関との取引窓口が一本化されることにより、資金調達に伴う事務の簡素化・効率化が可能となります。

※2 サステナビリティ・ローン
お客さまがサステナビリティに関する取り組みを目的とした資金を調達する際にご利用いただけます。ご利用時は、その取り組みの適切性について、外部機関の評価(第三者意見)を取得するスキームとしており、お客さまは自社の取り組みをステークホルダーに訴求することができます。詳細はこちらをご覧ください。2021 年8 月26 日「『サステナビリティ・リンク・ファイナンス』および『サステナビリティ・ファイナンス』の取り扱い開始について」

※3 外部機関による評価(第三者意見)の詳細は、株式会社 格付投資情報センターのウェブサイトをご覧ください。(https://www.r-i.co.jp/index.html

【本ローンの概要】

借入人
(URL)
一正蒲鉾 株式会社
https://www.ichimasa.co.jp/
代表者 代表取締役 社長執行役員 野崎 正博
主幹事(アレンジャー) 株式会社 第四北越銀行
副幹事(コ・アレンジャー) 株式会社 みずほ銀行
三井住友信託銀行 株式会社
参加金融機関事務受託人
(エージェント)
株式会社 第四北越銀行
参加金融機関
(貸付人)
株式会社 第四北越銀行
株式会社 みずほ銀行
三井住友信託銀行 株式会社
株式会社 東邦銀行
貸付限度額 35億円
契約締結日 2022年3月24日
資金使途
新工場建設資金

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 第四北越銀行
コンサルティング事業部/秋山、柳澤
電話 025(229)8164(内線4311)

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