中小企業診断士の資格を活かしたコンサルタントを目指して

審査部

2013年入行

吉澤 悟

Satoru Yoshizawa

  1. 2013

    入行 県央地域営業店

  2. 2017

    新潟市内営業店へ異動

  3. 2019

    中小企業大学校へ派遣

  4. 2020

    審査部へ異動

現在担当している仕事の面白さややりがいを教えてください。

私が所属する「審査部」は、営業店で受け付けた融資案件の審査や、企業の業績改善に向けた支援を行っています。
経済は日々刻々と変化し、お客さまの業績・業況も常に変化しています。
審査する際には、融資の可否を判断するだけではなく、対象企業の事業内容や商流を正しく理解し経営課題を適切に把握することで、お客さまの多面的な経営支援につながるポイントを探していきます。

案件審査を行う中で企業の新たな課題やその解決策に気付き、営業店の担当者と相談をしながらお客さまにとって最適なご提案につながったときは、とてもやりがいを感じます。

これまでの経験で印象的なエピソードを教えてください。

営業店で法人担当をしていたとき、当行に取引がない法人のお客さまから、新しいビジネスを始める資金が必要であるとの意向を伺った際のエピソードです。

社長の熱意を感じ、私としても是非当行から融資させていただきたいと考えたのですが、決算書をご提出いただいたところ、簡単には融資ができない状況であることが分かりました。
社長と面談を重ね同社の強みと弱みを浮き彫りにしていく中で、コスト管理を見直すことが課題解決に向けた一つの方法であることに辿り着き、社長に直接アドバイスをさせていただきました。結果として、社長自ら資金繰りや毎月の収支を管理することで同社全体としてもコストへの意識が高まっていきました。

私のような若輩者の言葉を社長が真剣に受け取り、実行に移していただけたことがとても嬉しかったですし、社長から「ここまで親身になってくれた銀行員は初めてだよ。」と言っていただいたことがとても心に残っています。
社長に信頼いただくまでは多くの苦労もありましたが、銀行員ができる企業支援にやりがいを感じ、自身が成長できた貴重な経験だったと思います。

今後の目標を教えてください。

法人のお客さまの課題解決に貢献したいという想いから、より高度な知識を身に付けるため、2019年に中小企業診断士の資格を取得しました。
これからも中小企業診断士の資格を活かして、お客さまの業績向上や課題解決に直接関わる仕事に携わっていきたいです。「経費を削ってください」などと言うだけの銀行員ではなく、お客さまとの対話を通じて信頼関係を構築し、多面的な経営支援や成長支援を通じて地域社会や取引先の発展に貢献できるようなコンサルタントになっていきたいです。

タイムライン

タイムライン

  1. 08:40

    始業・日次報告業務

  2. 09:00

    案件審査
    営業店とのメール・電話による意見交換

  3. 12:30

    昼休憩

  4. 13:30

    案件審査

  5. 16:00

    会議(週1回)

  6. 17:00

    案件審査

  7. 18:30

    終業

こんなところが好き!

働いてわかった
第四北越の
良いところ

県内トップバンク、知名度があるからこそ

第四北越銀行は、長い歴史の中で先輩方が積み上げてきたお客さまとの信頼関係が大きな強みです。「初めまして」のお客さまでも話を聞いてもらいやすく、提案の土俵に立つことができます。

案件を通じて地域経済へ貢献

お客さまと直接接する営業担当はもちろんですが、審査部での審査業務を通じて、私たち行員の取組みが新潟県の経済を支えているという実感を得ることができています。