企業の創業、そして、再建に向き合いながら、新潟を元気にしたい。
法人営業
田中 優里愛Tanaka Yuria
2019年入行
下越地区営業店※所属は取材当時のものです
「新潟で働きたい。そして、仕事を通して新潟をもっと知り、多くの人と関わりたい」というのが私の就職活動の軸でした。その視点で考えたとき、第四北越銀行は、新潟県内に多くの支店を持つことから、さまざまな地域での勤務が可能で、広く新潟を知ることができます。同時に、金融という誰もが関わる「お金」という切り口から、地域の企業やそこに暮らす人々と関わることができる。これこそ、自分がやりたいことにマッチしていると感じ、志望しました。
現在は、法人営業を担当しています。この仕事は、新しく事業を始めたい方への融資相談、いわゆる創業支援に関わるだけでなく、既に融資している企業のご相談にも応えています。その一つが、厳しい経営状況に立たされている企業の資金繰りや業績を改善するための計画を専門家と立案することです。金融の知識とともに経営に関する知識も少しずつ身に付いています。
新しく事業を始めたいお客さまと何度も話し合いを重ね、創業のお手伝いができたことです。創業計画の作成をサポートしたお客さまが保証機関からの承認を得られ、融資が実行できた時には、お客さまから感謝され、達成感を味わうことができました。そして、企業の誕生という貴重な機会に立ち会うことができたと感じ、この仕事の重みとともにやりがいを実感しました。
担当しているお客さまの中で、半年後には資金が不足し経営が行き詰まってしまう、という厳しい状況にある企業がありました。どうすれば企業が存続できるのかと悩み、担当者として何ができるかと、社長や幹部社員の方と何度も話し合いました。試行錯誤を繰り返す中で、最終的に利益を出せるまで経営が改善し、従業員の雇用を守ることができました。その過程では大変なことが幾度もありましたが、粘り強く企業と向き合った経験は、自分の糧になっていると思います。
法人営業はさまざまな企業の多種多様な課題に関わるため、金融知識はもちろん経営についても学ぶことが多いです。まだまだ知らないことが多くあるので、法人営業を続けることで学びを深め、よりお客さまに寄り添った提案ができるようになりたいです。
ご飯とお酒がおいしいところです。やはり、基本となる「水」が美味しいためか、何を食べても飲んでも感動できます。新潟には四季それぞれの旬の日本酒と地元のお料理をリーズナブルに味わうことができるお店がたくさんあるので、ますます地元愛が深まってしまいます。