Hisaki Ishii
中越地域営業店 支店長
1993年入行
支店の部下職員や本部のサポートに支えられ、日々育ててもらっていると感じています。営業担当者と一緒にお客さまを訪問し、お客さまのニーズや課題をお伺いすることは、支店長のとても大切な仕事の一つです。自分の経験・スキル不足から、すぐに対応できない場合でも、本部のサポートを得て、組織の力をフル活用しながら、お客さまの期待に応えていくように取り組んでいます。
支店運営で心掛けていることは、「明るく、結論は早く」。
いつでも何でも気兼ねなく相談できる立場であるとともに、職員がモチベーション高く仕事に取り組むことができる環境づくりに努めています。
お客さまのお役に立つ喜びや自分自身の成長をやりがいに感じながら、みんなで成長していきたいですね。
監督職に昇進し、部下のマネジメントも担う
管理職に昇進し、権限と仕事の幅が更に広がる
入行後、11年間の営業店を経験した後、2004年に本部へ異動したことが、私のキャリアの大きなターニングポイントとなりました。私のミッションは、当行の窓口応対スキルの底上げを図り、CS(Customer Satisfaction:お客さま満足)を向上させることでした。窓口担当者のスキルを確認するために全営業店を訪問したり、窓口応対研修やコンクールの企画・運営をしたりと、営業店の業務とは全く違う初めての経験ばかりでした。
営業店時代には漠然としていた「顧客へのホスピタリティ」といった概念や、顧客心理・応対技術などを理論づけて学ぶことができ、とても貴重な機会をいただいたと感じています。その結果、「1級金融窓口サービス技能士」という難関国家資格を取得でき、自分の経験やスキルに自信がつきました。
本部で未経験の業務に取り組んだことにより、さまざまな状況に適応できる柔軟性や物事を多角的な視点で捉えて考える姿勢が身に付きましたし、本部の他部署との連携・関わりを通じて人脈が広がったことは、私のキャリア形成の上で大きな財産となっています。
監督職に昇進し、営業店で「代理」となった当時は、窓口の現場でお客さまと接しながら、同時に店頭業務の責任者として、組織づくりや部下の指導も一任されていました。
「プレイングマネージャーとしてどうあるべきか」。マネジメントに悩み、人の上に立つことの難しさを感じながらも、試行錯誤しながら前に進み、1つ1つ解決していきました。
その後は、課長、副支店長、支店長と役職が上がるにつれて、権限は大きく、責任は重くなっていきましたが、「昨日より今日、今日より明日」と、毎日何かひとつでも自分がスキルアップするように学び続けることを心がけ、お客さまの期待に応えるサービスの質の向上に努力しました。
第四北越銀行は、圧倒的に豊富な情報量やネットワーク、お客さまに提供できるメニューの多彩さ、人財の厚みが強みだと思います。近年、金融業界は激変の時代と言われていますが、これから入行してくる若い方々には、その変化に対して、「悩むのではなく考える、考えて行動する」能動的な銀行員になって欲しいですね。若いパワーで新しい風を吹き込んでくれることを期待しています。